今まで何も疑わず、自分自身が勤めている会社がブラック企業だと気付いた時
すごいショックを受けると思いますよね。
いざ辞めようとしても辞めさせてくれない…
そんな事が平気で起こるのがブラック企業
では、やめたくてもやめさせてくれないブラック企業をやめるにはどうしたらいいのか?
そのやめ方をご紹介します!
目次
辞めさせてもらえない理由
そもそも、ブラック企業なんて入社しても良いことなんてなにもない!
すぐに辞めて当然だろう!と思いますが、意外にも辞めることができずにいる人も多いです。
ブラック企業を辞められない理由には2つあります。
- 会社が辞めさせてくれないという状態に陥ってしまっていることです。
- 労働者自身が短期離職のリスクを恐れてしまっているとう点です。
会社が辞めさせてくれない
本来は労働者が持っている退職の権利を
あれやこれやと色々な手を打って権利を行使させないなんて場合があります。
「今辞めても仕事は見つからない」なんていう風に労働者の不安をあおったり
辞めたら損害を被るから損害賠償を請求するなど脅しを言ったり
退職届を出しても受け取ってくれなかったり
とにかく辞めさせまいと色々な手段を使ってきます。
その手に屈してしまい
辞めたいのに辞めることができずにいるという人は少なくありません。
短期離職のリスク
現在の日本では、仕事をすぐ辞める人、転職回数が多い人は敬遠される傾向にあります。
そもそも、転職すること自体があまり良くないものだとされている風潮もあります。
そのことから会社を辞めても再就職ができない、ブラック企業でもある程度の期間はしがみついていなくてはならないという考え方を持っている人もかなり多いです。
だからと言っていつまでもブラック企業にはいたくない
ブラック企業にしてみれば、低賃金で残業代もださず労働させて会社の利益をだしてくれて
上司にとってみればパワハラしてストレス発散できるのですから
辞めずに働いてくれるのはありがたいことです。
損をして、身も心もボロボロになるのは当の本人、労働者であって、会社はただ喜ぶだけなんです。
現在の日本では労働基準法を違反した場合の罰則も厳しいものではないし
労働者自身が転職に対して後ろ向きであることもあって、よりいっそう助長されています。
なら法を整備してよ!と言いたくなりますが、日本経済団体連合会(経連団)の兼ね合いがあるのでなかなかうまくいかないのかもしれません。
それに対して!
労働者ができる最も簡単な対抗手段は会社を辞めることであり、積極的に行使していく必要があります。
会社のやめ方は?
今回はやめさせてくれない場合のやめ方ですが
ホワイト企業もグレー企業もブラック企業辞め方なんてシンプルです!
会社を辞める権利は労働者側にあって、会社側が拒否できるものではなく
退職を許さないだとか、退職届を受け取らないだとかはできることは許されることではないし
会社を辞めることに対して責めてくるというのも間違った行為です。
辞める時にあれやこれやと色々と言ってくるかもしれませんが
そんなことは全く気にせずに辞めるものは辞める、これでいいのです!
退職届をどうしても受け取ってくれない場合や受け取っても捨てられた場合には
内容証明郵便で送るという手もあります。
証拠として残るものですから何も言うことはできなくなります。
ひどい会社だと、辞めたら損害を被るから損害賠償を請求するなんて言ってくる場合もあります。まあこんなわけのわからない発言は無視です。そんなことができるはずもありません。
バックレ退職は極力避けよう!バックレ退職の6つのデメリット。
どうしても退職するのに上記の行動が取りにくい方は最悪バックレ退職です。
ただ私はバックレ退職はお勧めしません。
1.連絡が鳴り止まない
当然ですよね。いるはずの人がいないわけですから当然連絡が来ます。
こと、ブラック企業は電話に出るまで繰り返しかかってきます。
携帯の着信のたびにドギマギする日々を過ごさなければならなくなります。
2.会社から自宅へ…
職場と家が近いと同僚や上司が家に直接来ることもあります。
ピンポンも鳴るとやはり気まずい思いをして過ごすことになるでしょう。
社員寮に住んでいる人とか危険です。
寮と職場が近いので上司が来る可能性ありますよ!
3.家族にバレる
あなたと連絡がつかない場合、緊急連絡先(親)に連絡が行くこともあります。
親に連絡されてしまうとなかなかややこしくなります。
会社と親に双方説明をしないといけなくなってしまいます。
普通はここまでしませんが…
4.減給の恐れがある
本来、会社をバックレても給料はもらう権利があるのですが
会社をバックレると無断欠勤になるので減給されてしまう事があります。
ブラック企業だと振り込んでもらえない可能性もあります。
また、手渡しで給料をもらう会社だと会社に行かないと給料がもらえない場合も多く
バックレ後に給料をもらいにいくというのもなかなか気まずいものです。
ここはかなりの覚悟がいるとい思います。
5.懲戒解雇の危険性
ブラック企業はやる事がえぐい!
バックレ退職をした場合、懲戒解雇になる可能性があるんです!
これが1番のデメリットかもしれません!
懲戒解雇になるとその後の転職活動で不利になることがあります。
自分から言わない限りバレませんが、離職票や退職証明書を見れば懲戒解雇をされたことが分かってしまうからです。
したがって会社をバックレたことで懲戒解雇になってしまうと
その後の人生を左右すると言っても過言ではありません。
試用期間中なら懲戒解雇にはならないのかな?と思う人もいるようですが
試用期間中といっても雇用関係は成立しています。
したがって試用期間中でも会社をバックレるのは危険です。
6.離職票がもらえない
会社をバックレ退職すると退職する時に必要な書類をもらうことが困難になります。
下手するとなかなか発行してもらえない可能性もあります。
逃げたい一心で会社をバックレても退職後に必要な手続きがあるため再び頭を悩ませることになってしまいます。
以上がバックレ退職お勧めしない理由です。
まとめ
- 会社をやめさせてもらえない1つ目の理由は、「会社がやめさせてくれない」。2つ目の理由は「短期離職が怖い」
- 会社をやめたいと思っているのにやめない場合、損をして、身も心もボロボロになるのは当の本人。最も簡単な対抗手段は会社を辞めること
- 会社を辞める権利は労働者側にあって、会社側が拒否できるものではない。退職届をどうしても受け取ってくれない場合、内容証明郵便で送るべし!
- バックレ退職には様々なデメリットがあるので、極力おすすめしません。
正直辞めれないというのは、退職に対する意志の強さの問題なのかもしれません。
休日が1日でもあれば弁護士に相談したりもできます。
なんとしてでも辞める!この気持ちを持つ事が大切なのだと思います。