転職を決めて、地方から東京へ行くことが決まったら次は部屋探しですね。土地勘もないし、家賃相場もいまいちわからないし、そもそも、どのエリアに住んだらいいのかもよくわからない。何度も地方から東京まで行くわけにもいかないし、せっかく転職してもこれじゃ困りますよね。
地元で部屋を借りるときでも、物件選びはとっても悩みますもの、馴染みのないところだったら尚更どうしたらいいのか、わからないですよね。そこで、5つのコツを紹介します!!
目次
いつから部屋探しする?
引っ越しを考えている1~2か月前から準備しよう。
上京予定より早く契約しておきたいと思うところですが、入居していないのに家賃を払う必要もでてくるので、契約があまり早すぎるのも考え物です。
もちろん、もっと前からでも、変な不動産屋さんにおかしな物件をうっかり契約させられないためにも、日頃からネットで物件探しをして、家賃相場・住みたいエリアの環境など把握しておくことも大切!!
いろいろな物件をみていると、新生活を夢見てワクワクしちゃいますが、負担できる家賃や住みたいエリア・希望の条件も少しずつまとめていきましょう。
負担できる家賃を考える
一般的に、家賃は手取り月収の3割までといわれていますが、1人暮らしをするという事は、家賃以外にも生活雑貨や水道光熱費や食費・携帯料金なども自分で支払うことになります。
収入にもよりますが、手取り月収の3割まで家賃を支払うことにすると、想像しているよりも生活は苦しいものになると私は思っています。
自分は贅沢していなくても、つきあいでランチしたり、飲みに行ったりすることもあるでしょう。そんな時に断る勇気がありますか?いくらまでなら家賃負担ができるのか、手取り月収と自分の思い描いている生活をよく考えて、慎重に考えておこう!!
住みたいエリアは?
どうしてもこの地域に住みたい!という希望がなければ、通勤手段・時間を考えてエリアを考えてはどうでしょう。乗り換えが多いと大変ですし、通勤時間に長いと時間がもったいない感じがしますし、何より疲れます。転職先から、ほどよい距離のエリアを探しましょう。
気になる条件は?
- 住環境重視?
- 駅近重視?
- バス・トイレ別?
- シェアハウスも考える?
- 日当たりは?
- 間取りは?1K・ワンルーム・1LDK・ロフト付き?
- 近くにコンビニやスーパーはある?
不動産屋さんへ問合せ
気になる物件が見つかったら、電話でもメールでもいいので不動産屋さんへ問い合わせしてみよう。また、周辺の状況・転職先までの通勤方法なども詳しく教えてもらいましょう。間取りがよくわからない場合は、メールや郵送で送ってもらえないか?お願いしてみよう。
そして、大切なのはやり取りをする中で、自分に合う不動産屋さん・丁寧な対応をしてくれる不動産屋さんを見つけることです!!何度も東京へ足を運ぶこともできないし、一度にたくさんの物件を見て回ることも難しいので不動産業者は1~2件に絞るのがいいですね。
ネットでは入居者募集中となっていても、問合せた時や、実際に内見したいと申し出た時に、既に入居者が決まっていた!なんて場合もあるので、内見したい物件を3~5件くらい探しておこう。
必須!!アポ取り
繁忙期は特に、いきなり訪問しても相手をしてもらえません。時間を有効に使うためにもアポ取りは必須!!その際、訪問日時だけではなく見たい物件や条件など伝えておくと、他の物件も紹介してもらい易くなります。
1日で何件もの不動産業者とアポ取りをして、物件を見て回るのは心身共に疲れて、判断能力もなくなってしまうので、1日1不動産業社にしておいたほうが無難。
いよいよ内見!
内見で大切なのは意見をはっきりと伝えることです。特にダメな理由はきちっと伝えましょう。何がダメなのかを伝えることによって、不動産屋さんも次の物件を探しやすくなるからです。
でも、意見をはっきり言えないかも?と思っちゃいますよね。そんな時には、譲歩してもいい条件・譲れない条件をしっかりと考えておくと自分の意見を伝えるのも上手にできるでしょう。
例えば
- 日当たりがよければ、駅から多少離れていてもいい
- 築年数は古くても、きちんと管理されていれば新築・築浅にはこだわらない
- バス・トイレ別がいいけど、部屋が広ければバス・トイレ一緒でもいい
- ワンルームでいいと思っていたけど、やっぱり1Kのほうがいい
など、伝えてみるとわかりやすいですね。
申し込みをどうしようか?迷っている場合はいつ返事をするのか、伝えましょう。人気の物件はすぐに他の人から申し込みが入ってしまうことがあります。なるべく早く、翌日には返事をした方がいいですね。
他に内見する予定の物件があったりして、自分で期限を決めにくいときは、不動産屋さんにいつまでに返事をしたらいいのか?率直に相談してみてもいいいと思います。
契約しよう
良い物件が決まったら賃貸契約を結びますが、いきなり即契約とはなりません。ほとんどの物件の場合、まず申し込みをして、審査を経て契約となります。申し込みから契約までの流れと、物件により違いはありますが、必要になる書類などをご紹介します。
申し込み
必要なもの
- 保証人になる人の住所・勤務先・収入を証明するもの
- 自分の身分証明書・勤務先・収入を証明するもの
確認すること!
- 入居日はいつ?
- 家賃はいつから発生する?
- 申込金が必要になる物件の場合、預り証を必ず発行してもらいましょう。
- キャンセルしたら申込金はどうなるのかも確認しよう。
審査
だいたい1日~1週間くらいで審査結果がでます。
この期間に契約に必要な書類を揃えておいて、契約手続きがスムーズに行えるように準備しよう。
重要事項の説明&契約
必要な書類
- 住民票
- 印鑑証明・印鑑
- 連帯保証人の同意書(物件によっては保証会社を利用)
※公的書類は、3か月以内に発行のものを提出する場合が多いです。早く準備しすぎると、再取得が必要になってしまう可能性もあるので、注意しよう。
契約で注意すること
- 特約の内容は特にしっかりと確認しよう
- 退去する際の原状回復はどこまで?
- 契約更新はいつ、どのように行うのか?
- 退去予告はいつまでにどこに連絡をするのか?
- 禁止事項や設備(備え付けの家具やエアコンなど)について
など、疑問点は契約する前にきちっと確認して、あとから困ることがないようにしよう!!
初期費用の支払い
敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・保証料・火災保険料など、いつまでにどこへ支払えばいいのかを確認しましょう。物件により違いはありますが、家賃以外にも必要な費用が意外とあるので、慌てないように資金を用意しておきましょう。
仕事が決まってない場合
物件にもよりますが、仕事が決まってないという事は、収入がないという事なので、審査が通らない可能性があります。その場合は、マンスリーやウィークリーマンションで就職活動をしてから賃貸契約をするのもいいでしょう。
条件があえば、家賃の安い雇用促進住宅を利用することも可能です。ただし、国の方針により平成33年度までに譲渡・廃止される制度なので、あくまでも仮住まいという位置づけになります。条件等はハローワークで確認できるので、一度問い合わせてはいかがでしょうか?
まとめ
住環境はとても大事!!でも、自分の希望する条件にすべて当てはまる物件に出会える可能性はほとんどないでしょう。希望する条件に限りなく近い物件に巡り合うためには、事前の情報収集とよい不動産屋さんを見つけることが大事になってきます。
不動産屋さんには、自分がどんな物件を探しているのかをしっかりと伝えて、住まい選びのお手伝いをしてもらいましょう。良い物件・良い不動産屋さんとの出会いは一期一会!!
輝く未来・希望に満ち溢れた新生活のために、良い物件を探しましょう。