周りの業務スピードが早くて全然仕事についていけない><
毎日全然仕事が終わらなくて怒られてばっかり。この仕事、向いていないのかな。。。
私も事務職として働き始めた頃、どんどんやってくる書類の山の処理が全然追いつかず、周りの人たちは涼しい顔をしてもう処理済の書類の整理をしているのを見て焦っていました…
怒られはしないものの、黙って手伝われた時にはすみませんしか言えなくて…
でも大丈夫!!それはあなたが単に仕事ができないからというわけではないのです!!
今回ここでは仕事について行けない原因、すぐにできる対策やモチベーションの持ち方を紹介し、あなたの悩み解決のお手伝いをさせていただきます。
これを読み終わる頃にはあなたの心も軽くなって、もうちょっと頑張ってみよう、と思えるはず♪
目次
仕事について行けない原因とは…
仕事のスピードが早くて付いていない原因は主に、会社要因と個人要因があります。
まずは自分がなぜ仕事についていけていないのかの原因を知りましょう。
会社要因
1.仕事量が多すぎる
あれもこれもと仕事を割り振られていませんか?ただ、多すぎるからと言って、仕事を断ることはなかなか難しいですよね…
まずは仕事に優先順位をつけて、取捨選択をするようにしましょう!こうすることによって、何に時間がかかっているのかも把握できるようになります。
2.指導してもらえない
先輩や上司がちゃんと指導してくれない。教えてもらってないものはできなくて当たり前ですよね…
ですが、待っているだけでは仕事はできるようになりません。
自分から先輩にわからないことを聞いたり、ついていけないことを相談してみましょう。先輩はホントに気付いていないだけで、聞いてみたら優しく教えてくれるかも知れないですよ。
それでも自分の担当の上司や先輩がちゃんと教えてくれないようであれば、担当外の人に聞きに行ったり、とにかく自主性を見せることが大事です。
個人要因
1.経験不足
まだあなたは新人。先輩たちより遅いのは当たり前です。
研修等でたくさん学んだはずなのにと思っているかもしれませんが、机上の勉強や指導、マニュアルだけでは身につくものではありません。
2.経験を活かせていない
新しい仕事をやることになったとき、全て一からやろうとしていませんか?
実は前にやったことがある仕事の応用でできることもあるのです。経験は蓄積されていくものなので、活かせないのでは意味がありません。経験を活かして仕事をしないと、いつまでも新人のままです。
3.段取りが悪い
与えられた仕事をただ何も考えずにがむしゃらにやっているようではスピードは上がりません。
仕事を振り返り、準備や順序など、悪かった点を振り返って、次に活かせるようにしていきましょう。
4.人に頼れない性格
全部自分でやらなきゃいけないと思っていませんか?
たくさんの仕事を全て自分ひとりで抱え込んでも時間ばかりがかかるだけです。
経験者に質問したり、同期に相談したりするだけで何か解決策が見えるかも知れないですよ。
5.苦手意識を持って、嫌なことを避けている
覚えることが苦手で避けていたり、やりやすいことばかりから手をつけていませんか?
何が必要かを考えて計画を立てて仕事をしないと仕事が早くなることはありません。
6.目標設定が高い
初めから全て完璧にしようとしていませんか?
あまりに目標が高く完璧にしようとしすぎると、時間がかかってしまうのは当たり前です。
完璧なのはいいことですが、納期等を守れないと意味がないので、無駄な部分に力を入れすぎないようにしましょう。
仕事に慣れていないだけの可能性が高い
ほとんどの場合、「本当に仕事ができない」という新人・新入社員は少ないです。
ただ単にまだ慣れていなかったり、完璧に仕事を覚えていない段階なだけ。辞めたいと悩まなくても大丈夫です!!
仕事というのは、1.2回なんとなくやってみて流れを掴み、2~5回でマニュアルやメモを見ながらひとりでやる、5~6回でようやく仕事を覚えることができるのです。スピードを上げていくのは7回目以降でのこと。
先輩に怒られて辛い時は「先輩にも新人時代はあったんだから、先輩も何回もやって今みたいに早くできるようになったんだな」と考えることで気が楽になるはず^^
PDCAサイクルを作って仕事を見える化しよう
《PDCA cycle PDCAは、plan-do-check-act の略》生産・品質などの管理を円滑に進めるための業務管理手法の一。(1)業務の計画(plan)を立て、(2)計画に基づいて業務を実行(do)し、(3)実行した業務を評価(check)し、(4)改善(act)が必要な部分はないか検討し、次の計画策定に役立てる。
出典コトバンク
仕事を速くこなさなきゃ!という焦りのせいでがむしゃらに仕事をしていても速くこなせるようにはなりません。
ここで紹介するPDCAサイクルをうまく運用していくことで、仕事が見える化され、効率よく業務ができて、結果もついてきます!
具体的にPDCAそれぞれの項目を見ていってみましょう!
Plan(計画)
目標を設定し、業務計画を作成する段階です。
5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように)を意識して、具体的に計画を立てましょう!!定量化しておくことで、後の評価がしやすくなります。
Do(実行)
Pの段階で立てた計画を実行します。
ポイントは、Planで立てた計画に則って行動することです。また、次のCheck段階で評価がしやすいように、行動結果を見える化し、明確にしておきましょう。
Check(評価)
計画に沿って実行できたかを評価する段階です。
ここでPの時の予想と比較してみてください。抽象的な評価とならないように、Planの段階で設定した定量的な材料で具体的に評価するようにしましょう。
Action(改善)
実施結果を検討して、業務の改善を行う段階です。
Checkで評価した内容を元に全体的に見直しをします。成果が出ていなければ、別の方法を考えて、Planに戻りまた同じようにPDCAを繰り返します。
PDCAを上手く運用できると?
PDCAサイクルのプロセスを繰り返すことで、品質を向上させ業務改善を図ることができます。これを個人で運営することで自分の問題点もわかってくるので、だんだん仕事になれるごとにきちんと仕事が自分のものとなってスピードも上がってきます。
何のための業務で、何を達成したいのか、そのために何をしなければならないのかを具体的に考えて企画書を作ってみましょう!
PDCAのそれぞれの中身が書き込めるフォーマットを貼っておきますので、是非活用してみてくださいね^^
PDCAサイクルフォーマットのダウンロードはbizoceanより
それでも向いていないなら転職もあり?
仕事についていけないから、と安易に辞めて転職というのはオススメしません。
最初は難しいと思っていても、続けていれば徐々にできるようになりスピードも上がってきます。
仕事をやり遂げた時に、少しでもやりがいを感じたり、次もがんばろうと思う気持ちがあるのなら、あなたはその仕事に向いていないんじゃなくてまだ慣れていないだけです。
ただし、仕事時間以外にも仕事のことが頭から離れないくらいに悩んで大きなストレスになってどうにもならないとまで感じてしまっているなら、思い切って転職してみるのもアリですよ!
転職しても何も変わらないんじゃ?と思うかもしれませんが、新たな環境で気持ちを新たにすることによって、うまくいくこともあるんです。
まとめ
- まずは自分が仕事についていけていない原因を知ろう
- まだ新人!慣れていないだけで、やっているうちにできるようになると考えよう
- PDCAサイクルを運営して、自分の弱点を改善していこう
- それでもどうしようもないくらいに悩むなら転職もあり
最初はみんなできなくて当たり前なんです!!目標を高く設定するのはいいですが、高すぎて実現できずに悩むくらいなら、目標をはじめは低めに設定して、だんだん慣れてからスピードや質を上げていく方が自分にとっても会社にとってもいいこと!!
最初のうちは先輩や上司に叱られて落ち込むことも多いかもしれませんが、叱られているうちは花です!!
何も言われなくなったらおしまいですよ…
ひとりで抱え込まずにまずは同期や話しやすい人に相談してみて、先輩などにもわからないことはどんどん自分から聞くようにして、徐々に慣れていけば、あなたもすぐに憧れの先輩みたいにできるようになりますよ!!
会社要因だからといって諦めなければいい方向に動きますよ!