都会と比べてどうしてもマイナスのイメージが強くなりがちな田舎。
「田舎は遊ぶところがなく若い人も少ないから就職するなら東京が良い」
あなたもやっぱりそう思いますか?
でも考えてみて欲しいのです。
地方に旅行に行った時
「こんな自然豊かで食べ物もおいしいきれいなところだったらいっそ住みたい」
なんて思ったことありませんか?
住みたいとまでは思わなくても
「楽しかった。また来たいな」と思うことは多いのではないでしょうか?
そういう風に思うのは田舎には都会にはない魅力があるからです。
旅行に行くのと就職して住むのとは違うかも知れません。
しかし住んでこそわかる更なる田舎の良さがあります。
この記事では住んでみたくなる田舎暮らしの魅力をお伝えしていきます。
田舎にメリットなんてないと思っているなら逆に読んでみる価値ありです。
都会しか眼中になかったという人も読んでみると田舎の良さにも気づくかも知れません。
目次
田舎暮らしの意外な2大メリット
2大メリット①健康になれる
田舎をテーマにした番組でよくおじいちゃんおばあちゃんが登場しますよね。
もう田舎で暮らしていることが健康の秘訣であるとしか思えない…
…ちょっと待ってください。なんてことを言っていたら向こうから元気なおじいさんがジョギングして来るではありませんか!
ちょうど良いので話を聞いてみましょう!
おじいさんは自分でも秘訣はわかっていないようでした。
でも本当に健康な人ってそういうものかもしれませんね。
自覚がないことは健康に良いことが無意識のうちに出来ている証で素晴らしいことだと思います。
秘訣①豊かな自然とおいしい空気
これは都会ではどう頑張っても手に入らない田舎ならではのメリットですね。
豊かな自然に囲まれて暮らし、毎日おいしい空気が吸える
田舎に住めば当たり前のこの環境が健康になれる秘訣なんですね。
秘訣②新鮮でおいしい水と食べ物を食べられる
農業や漁業、畜産が盛んなので新鮮でおいしい食べ物がたくさんあります。
水も東京よりおいしいです。
地方出身の知り合いは
「(水道水でおいしいので)ただの水をお金を出して買う東京の人の意味がわからない」
なんて皮肉っぽいことを言っていました。
それだけ田舎の水は質が良いということですね。
秘訣3.たくさん動く
田舎の人ってたくさん動いているんですよね。
子どもの頃から遠い小学校に片道40分くらい歩いて通学する子もいて、そもそも日常生活での運動量が多いんです。
都会だとそんなに歩かなくても生活出来てとても便利です。
でも便利すぎるのも考えもので楽をすることで運動不足になったり生活習慣病が増えていることが社会問題にもなっています。
老化は足からと言われるくらい歩くことは健康の基本です。
田舎では子どもだけでなく、高齢者もたくさん歩いていることで元気でいられるのではないでしょうか?
自然と体を動かす機会が多くなる田舎の生活はとても健康的な暮らしなんですね。
2大メリット②田舎ののびのびとした暮らし
自然に囲まれているとなぜか時間がゆっくりと流れているように感じます。
リラックス出来ることでゆったりとした時間の中で過ごせるからでしょうか?
田舎の人自体が「まあまあそんなに頑張らないで少しゆっくりしようよ」
という人が多いのでしょう 。
うまくオンとオフを使い分けて生活している気がします。
「やるときはやる!」
「休むときは休む」
この切り替えが上手です。
都会での暮らしはオンばかりでオフがないですからね。
昼も夜も関係なく24時間365日営業しているコンビニなどのお店。
夜も人が活動していてキラキラと輝いている町の明かり。
最近は都会の慌ただしさから解放されのびのびとした暮らしがしたいという人が増えてきていますね。
田舎は夜になるとみんなお店は閉まっていて都会から来た人は不便に思うかも知れません。
ただ言えるのは
「昼間は頑張って働き、夜はちゃんと休む」
これが本来の人間の生活リズムです。
そう考えると田舎は人間にとって一番人間らしい生活を送るのに最適な環境です。
まだまだある田舎暮らしのこんなメリット
近所の付き合いが強く心強い
引っ越してきたばかりだと何も分からないことが多いもの。
そんな時頼りになるのが近所の人の存在。
都会だと近所の人ととは会ったら挨拶する程度の付き合いが多いですが田舎では近所のつながりが強いです。
何かあった時はもちろん普段からお互い助け合って生活しています。
時にそんな付き合いに暑く苦しさを感じることもあるかも知れませんが近所付き合いを大切にしていることが田舎の良さの1つです。
道路が混まない
交通量が少ないので車での移動が快適です。
渋滞があると到着時間が読めないことでもストレスを感じてしまいます。
田舎では長距離の移動が多いですが渋滞がないので思ったより時間がかからないものです。
電車やバスも空いている
電車やバスも本数が少ない代わりにラッシュとは無縁でゆったりと移動できます。
座って通勤することは田舎では当たり前でも都会に住む人間にとっては夢のようなことです。
広い家が安く買える
夢のマイホームが安く手に入ります。しかも十分すぎる広さで周辺環境も静かな場所なので憧れる人も多いです。
「田舎でマイホームを建てる」
そんな選択肢もなかなか良いものです。
田舎暮らしのデメリット
田舎ならではのデメリットもありますよね!どんなものがあるでしょう。
①仕事がない
都会に比べたら人口自体が少ない田舎は求人の数自体が少ないです。
そのため選べる仕事の幅は狭くなってしまいます。
給与水準も低めのところが多いので収入は落ちる可能性があります。
②意外と暮らしにお金が必要
その物価も安いですが車を使う頻度が増え維持費が掛かったり寒い地方では光熱費が高くなりがちです。
また人口が少ないのか町内活動に力を入れているのかやたら町会費が高い地域もあるそうです。
③娯楽がない
繁華街や娯楽施設が少なく遊べるところが少ないです。
都会での遊びに慣れた人には退屈に感じる部分があるかも知れません。
そのため自分でいかに田舎暮らしに楽しみを見つけるかがカギとなってきます。
田舎には本当に就職先がない?
就職先がなければ田舎で住みたくても住めません。
一番の問題は仕事があるかですよね。
そもそも田舎でのメイン産業である一次産業(農業、漁業、畜産など)がやりたいから移住するなら問題ないかも知れません。
でもそれ以外の仕事がしたい場合就職先はあるのでしょうか?
意外とおすすめの田舎の仕事5選
人口自体が少ない田舎では東京と比べると求人数は少ないですが、逆に都会にはないユニークな仕事もあります。
決して仕事がないわけではなく探し方によっては地方ならではの個性的な仕事が出来るかも知れません。
①地域おこし協力隊
それって普通に就職するのと同じことでしょ?と思うかも知れません。
確かに地域おこし協力隊に入るまでの流れは一般的に就職するのと同じような感じです。
自治体の募集要項に従って試験に応募し、書類選考や面接を受けて採用が決まります。
ただ協力隊は3年と雇用期間が決まっています。
3年後も引き続き移住を希望するなら起業資金を援助してもらえるなどサポートが受けられます。
活動内容のイメージとしては目に見える形での成果が出ないことも多いボランティアに近い形です。
あくまで自分の得意分野を生かし、地域の抱える問題を解決するために貢献することを目的としている活動です。
一般企業と違いもしかしたら頑張っても周りから評価されないこともあるかも知れません。
たとえ評価や結果が出なくても地域のために諦めず頑張れる強い意思がある人に向いている仕事と言えます。
地域によって多少内容に違いがあるので確認してください。
詳しくはこちら
https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/
②工場勤務
工場の多い地方では大きな工場で求人募集をしていることも。
たくさん従業員がいるところは福利厚生が整っていて、残業時間や労働時間の管理もしっかり出来ている場合が多いです。
工場の求人を募集している地域に住むのであれば田舎で安定して働ける仕事としておすすめです。
③医療介護の仕事
高齢化が進む地域で医療や介護といった福祉関係の仕事は需要があります。
病院や介護施設もありますが、訪問医療や訪問介護なども地域に貢献できるやりがいのある仕事です。
④カフェや古民家経営
「落ち着いた場所でのんびり出来るカフェをやりたい」
と脱サラする人も増えています。
大きな組織の属することでの安定した生活も魅力ですが世界にひとつの自分だけの店で働くことは会社員ではできません。
会社員として働きながら、将来田舎でお店をオープンするための準備をしていくのが良いでしょう。
⑤どこでも出来るパソコンの仕事
パソコンを使った仕事であれば田舎でも出来ます。
逆に落ち着いた環境で仕事に集中できることによって効率が上がること間違いなし。
もともとパソコンを使って仕事をしていた人は田舎暮らしを始めるにあたって在宅の仕事に変えるのも良いでしょう。
今までの経験を生かしていけるのでおすすめです。
田舎暮らしはつまらない?
「田舎は遊ぶところがなくてつまらなそう」
いえいえ、楽しい遊びは色々ありますよ。
確かに東京にたくさんある娯楽施設のようなものは少ないです。
でも周りに自然が溢れていて自然の中での遊びがたくさんあります。
都会では出来ない遊びは大人でも楽しいですよ。
お金をあまりかけなくても楽しめる点もおすすめです。
①散歩
自然に囲まれた場所を散歩するのも実は贅沢なことです。
自分だけのお気に入りの散歩コースを探してみてはどうでしょうか?
②おいしいもの探し
田舎に住んでいる特権を利用して市場を巡っておいしい食べ物を探してみるのもおすすめです。
新鮮でおいしい食事は明日への活力ですからね。
③山登り
山登りが趣味の人って多いですよね!
私は数えるほどしか行ったことがないですが頂上に着いたときの達成感は格別です。
山に囲まれている場所などが多くて手軽に山登り出来るのも田舎暮らしの良さですね。
④インターネット×自然
一足先に田舎暮らしの良さを知った先輩として田舎の魅力を発信してみるのも良いでしょう。
都会でしか暮らしたことがない人には田舎暮らしをしている人の生の声はとても興味深いものです。
⑤読書
家の中で読むよりも静かな自然の中での読書は本の内容に集中出来るのでおすすめです。
太陽の光がちょうど良い加減の場所を探すと蛍光灯よりも目に優しいので外での読書もたまにはいかがですか?
後悔しないための2つの方法
つい都会VS田舎の構図になってしまいがちですが、どっちの方が優れているか勝ち負けをつける必要はありません。
というのは人によって都会が合うか田舎が合うかは違ってくるからです。
都会の良さもあれば田舎の良さもあって、住んでみて初めて気づくこともあります。
もしかしたら住んでみた結果やっぱり合わなかったということもあるかも知れません。
下調べを念入りにしたつもりでも実際に住むまでは後悔するかどうかわからないものです。
でもなるべくなら失敗して後悔することのないようにしたいですよね?
実は田舎暮らしを迷っている人におすすめの2つの方法があります。
この方法を使えば田舎暮らしへのハードルが下がるかも知れません。
①お試し移住で田舎暮らし体験
最短で1泊2日で
- 地域の施設やおすすめの場所を巡るツアー
- その地域で盛んな産業の職業体験
- 一定期間暮らしてみるお試し住宅
など多様なプランで田舎暮らしの雰囲気を感じたり知識を深めたり出来ます。
宿泊費をはじめとした参加費が旅行より格安 、地域によっては無料だったりするから驚きです。
いきなり移住するのは敷居が高い人もまずは気軽に興味のある地域でお試し移住を体験してみては?
こちらでお試し移住やそれ以外のおすすめのイベント、求人情報なども見れます。
https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/046/
②都心へのアクセスを最重視してみる
東京から1時間程度の場所でも充分田舎といえる自然豊かな地域があります。
田舎のメリットもあり、都心へも近い場所を候補に挙げるだけで難しいと思っていた田舎暮らしも現実味を帯びてきます。
東京まで1時間なら少し都心に近い場所で仕事を見つけるのも良いのではないでしょうか?
まとめ
①健康になれる
“健康の3つの秘訣”
- 豊かな自然とおいしい空気
- 新鮮でおいしい食べ物と水
- たくさん運動している
②のびのびとした暮らしが出来る
そのほかにもこんなメリットが…
- 近所との結びつきが強い
- 道路が空いている
- 電車やバスも空いている
- 広くて立派な家が安く買える
3つのデメリット
- 仕事がない
- 娯楽がない
- お金が掛かる
- 地域おこし協力隊
- 工場
- 医療や介護
- カフェや古民家経営
- パソコンでの仕事
- 散歩
- おいしい食べ物探し
- 山登り
- インターネットで田舎暮らしを紹介
- 読書
迷っている人におすすめしたい2つのこと
- お試し移住で田舎暮らし体験
- 都市部の近くの住む
まずは観光がてら訪れて住む時のイメージを膨らませるのも良いでしょう!
こちらもおすすめです!
田舎暮らしって老けるの??つまらない・飽きたと感じてるあなたに!!