上京したいけど準備が複雑で何をどうすればいいかわからないという人もいると思います。
特にゼロから準備すると
- 仕事
- 住まい
- 家具や家電
これらは3つは最低限揃えないといけないしけっこう大変…
まずは東京で暮らすために必要な準備や手順を押さえておくとスムーズに上京の準備ができますよ。
この記事ではまだ仕事も家も決まっていない状態からスタートする人を例に上京するまでの流れを紹介していきます。
内容的には初めての一人暮らし向けですので東京で憧れの一人暮らしをしたい人は参考にしてくださいね。
目次
まずは仕事を決めよう!
まずは仕事か住まいかどっちを先に見つけるかですが断然仕事が先の方が良いです。
先に住まいを探すと職場までの通勤時間が長くなってしまうことがあるからです。
それに最初に仕事を決めた方が経済的な負担が少なくて済みます。
万が一仕事がすぐに決まらない場合収入源(給料)がないのに家賃を払わないといけない状況になることも。
それに無職でも賃貸契約はできますが入居審査に通りにくくなるので仕事が決まる前に部屋を探すのはおすすめ出来ません。
仕事→住まいの順番で決めましょう!
仕事を決めるのが一番大変ですが仕事さえ決まればあとはどうにか出来ます。
上京して転職する場合は特に転職活動にあまり時間をかけたくないですよね?
そこで限られた時間を効率よく使うために転職エージェントの活用がおすすめです。
自分で一から情報を集めなくても自分に合った求人情報が簡単に手に入ります。
まずは求人数の圧倒的に多いリクルートエージェントは登録しておきたいところ。
仕事の紹介だけでなく履歴書や面接対策もしてくれます。
仕事をスパッと決めたい人はぜひ登録しておきましょう。
仕事が決まったら住まい探し!
仕事が決まったら通勤圏内で自分の希望の物件を探しましょう!
物件選びのポイント
- 家賃(収入の3分の1までが目安)
- 職場までの通勤時間(ほどほどに近い距離)
- 周辺環境(交通量、街頭、人通りなど)
- 間取り(バストイレ別、収納、キッチンの広さなど)
- 築年数(木造か鉄筋コンクリートかなど)
などが最低限のポイントになってきます。
他にも人によって
- 収納スペースの量
- 駅やスーパー、コンビニまでの距離
- 日当たりや物干しのスペース
- インターネット環境の有無
- 同じアパートにどんな人が住んでいるか
など気になるポイントが変わってくると思います。
物件選びの知識がないといざ住み始めてから致命的な失敗に気づく可能性もあります。
物件情報には家賃や間取り、築年数くらいの情報しか載っていないことも多いです。
それ以外の細かいことは向こうから教えてくれる場合もあるし自分で不動産屋さんに確認しないと分からないこともあります。
必要なことを聞き忘れないように自分の譲れない条件をメモしておくと安心です。
特に内覧は実際に部屋を見て「問題ないかどうか」を判断出来るチャンスなんで重要です。
- 床の軋みはないか
- 家具家電を置けるか
- 周辺環境
- 防音性はあるか
- ゴミ捨て場や駐輪場などの共用スペースはきれいか
- 街頭の有無
- 台所の広さ
- 収納スペース
などは目での実際にチェックすることが大切です。
もうひとつのポイントは家賃がいつから発生するのかを確認しておくこと。
というのも実際の引っ越しが4月でも2月に契約をしてしまうと2月から家賃が発生するシステムのところが多いからです。
学生などの場合支払い開始を4月まで待ってもらえるケースもありますが絶対ではないので契約時期には気をつけましょう。
押さえておきたい賃貸契約のポイント
希望の物件が見つかったらいよいよ賃貸契約です。
賃貸契約の流れ
- 申し込み
- 大家さんによる入居審査
- 不動産による重要事項説明
- 契約
まずは申込書に記入
この申し込み書の内容を元に入居審査が行われます。
注:契約とは違い、申し込み書は「契約したい」とあくまで意思表示しただけの状態です。
まだ本契約ではありませんが申込金が必要になることもあります。
その場合申込金は契約した際の入居一時金に充当されます。(契約に至らなかった場合は返金)
入居審査
主に収入と家賃のバランスなどから支払い能力の有無をチェックします。
ちなみに未成年や学生の場合は親の名前で契約することで入居出来ることもあります。
審査はだいたい3~10日ほどかかるようです。
不動産による重要事項の説明&契約
重要事項の説明を受け、契約書類の提出や初期費用の支払いを済ませたら無事契約です。
初期費用はだいたい賃料の4~6ヶ月ほどが相場になっています。
初期費用の支払い方法は不動産屋によって違うので確認しておきましょう。
もし現金持参の場合はまとまった金額の用意が必要になります。
賃貸契約の際に必要な書類
必要な書類は不動産屋さんにより違いがありますが基本的に以下のものを揃えておけばOKです。
- 身分証明書(運転免許証、健康保険証など)
- 住民票(一人暮らしなら契約者の分のみ、そうでない場合入居者全員分の記載が必要なことも
- 印鑑及び印鑑証明(事前に住んでいる自治体で印鑑登録を済ませておく必要がある)
- 収入証明書(会社員は源泉徴収票、自営業は納税証明書が一般的)
- 銀行口座印と通帳(家賃が口座引き落としの場合必要)
- 新社会人や転職の場合内定通知書
- 学生の場合学生証
- これから学校に入学する場合は合格通知書
- 印鑑証明
- 住民票
- 収入証明
- 同意書
賃貸契約の際には連帯保証人が必要になことがほとんどで連帯保証人にも書類を用意してもらう必要があります。
準備に時間がかかる書類もあるので早めにお願いしておくようにしましょう。
引っ越しが決まったらやらなければならないこと
引っ越し先が決まったら最優先でやること
- 引っ越し業者を決める&引っ越し日の決定
- 今住んでいる住居の解約
特に退去の申し出は退去日の1ヶ月前までのところが多いのですぐに退去の旨を大家さんまたは管理会社に伝えましょう。
駐車場を借りている場合は駐車場の解約も忘れないようにしましょう。
引っ越し業者は料金の変動が大きいという特徴があります。
引っ越し業者を使う場合はお得に使うポイントを押さえておきましょう。
①一括見積りを利用して一番安い引っ越し業者を探す
②荷造りや梱包は自分でやる
③この際要らないものは売ったり処分したりして荷物を減らす
④数社の見積りを取り、値引きを交渉する
引っ越し料金が変動するポイント
- 距離
- 荷物の量
- 引っ越し時期
引っ越し先までの距離は変えようがないのですが荷物の量は工夫次第で減らせます。
この際本や服などは売ったり捨てたりして荷物をスッキリしても良いでしょう。
荷物が少なければ単身パックがおすすめ。
170×110×100(cm)くらいのコンテナに入る量に抑える必要がありますが料金は安いです。
自分の荷物の量だとどのプランが良いんだろう?とわからない場合は最安値プランの一括見積りができる引っ越し侍もどうぞ。
https://hikkoshizamurai.jp/ranking/single/
このサイトから住所と荷物の量、引っ越し日などを入力することで自分に合った引っ越しプランの最安値がわかります。
数社の見積りを使って値引き交渉をすることで安くなることもあるそうですよ。
ちなみにこんなびっくりな引っ越し業者までありました!まさかの100円引っ越し出来るプランです!
引っ越しと一緒にインターネットの契約もする予定がある人にはかなりうれしい内容です。
私も知っていたら引っ越しの時使いたかったな~
引っ越しの2週間前から進めたい準備
- 転出届(引っ越し14日前~引っ越し当日までに出す)
- 転居届(郵便物の転送)
- ペットを飼っている役所で手続きが必要
- インターネットやクレジットカードの住所変更
- 電気水道ガス会社へ連絡
- 荷づくり
- 挨拶回りの用意
後でやろうと思って忘れてしまう可能性もあるのでなるべく早く手続きを済ませておくようにしましょう。
特に転居届は手続きに最大一週間ほどかかることもあります。
転居届を出さないと旧住所に郵便物が配達されてしまうので転居届は絶対忘れないでくださいね。
電気水道ガス会社へもそれぞれ連絡し、引っ越し日と新住所を知らせましょう。
ガスだけは閉栓も開栓も立ち会いが必要ですので閉栓、開栓ともに立ち会い日の予約をしておきましょう。
他にも通帳やクレジットカードなどの住所変更関係など手続きがたくさんあります。
後で落ち着いてからやっても大丈夫なものもありますがこの際出来るものは済ませておくと後々楽です。
荷づくりも少しずつ進めていきましょう。
段ボールに雑貨を種類ごとに分けて入れていき、箱に中身を書いておきます。
引っ越し前日~当日
【旧居】
- 細かな日用品を段ボールに入れる
- 冷蔵庫、洗濯機の水抜
- ガスの閉栓
冷蔵庫を空にするのもそうですが水抜や製氷機の氷も空にしておくことも忘れずに。
当日も使う歯ブラシやコップなど細かな日用品は直前に段ボールに入れるか後で自分で持って行ってもOKです。
ガスの閉栓も退去までに済ませましょう
最後に部屋の掃除、忘れ物チェックをして終了です。
【新居】
- 家具家電の設置
- 引っ越し業者への支払い
- ガスの開栓
- 挨拶周り
- 足りないものの買い出し
家具家電を搬入、設置していきましょう。
大物の家具家電から場所を決めていくと邪魔になりません。
小物は一気に片付けようとせず少しずつ片づけると良いでしょう。
すぐ使うものから出していき、他の段ボールはとりあえず部屋ごとに分けておいておくと片付けやすくなります。
あと忘れていけないのが引っ越し業者に支払うお金です。
引っ越しの挨拶周りはしない人も多いかも知れませんね。
私も個人的には一人暮らしなら会ったときに挨拶する程度で問題ないと思っています。
引っ越し後にやること
- 転入届
- 転居届
- マイナンバーの住所変更手続き
- 国民健康保険
- 国民年金
- ペットの住所変更
- インターネットの開通
特にマイナンバーの住所変更手続きが必要なことはあまり知られていないですが他の手続きと同様に忘れると罰金の可能性もあるとのことで注意が必要です
役所での手続きは転入後14日以内にしなければなりません。
インターネット開通以外は役所で出来る手続きですので1回で終わらせましょう。
足りない家具家電を揃えよう!
無事に引っ越しが済んだら家具家電を揃えましょう。
前も一人暮らしをしていて家具や家電がある場合は新たに買い揃えるものはそんなにないと思います。
今回は初めて一人暮らしで一から揃える場合必要なものをまとめておきますね。
【家具家電】
- 布団またはベット
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 炊飯器
- 電子レンジ
- ポット
- 照明器具
- エアコン
- テレビ
- 掃除機
- ドライヤー
- タンスやクローゼット
- テーブル、イス
- カーテン
【日常雑貨】
- 食器、食器入れ
- ゴミ箱とゴミ袋
- 掃除グッズ
- ハンガー
- タオル
- シャンプー、せっけん
- バスマット
- 歯ブラシセット
- トイレットペーパー
そう考えると必要なものがたくさんありますが【すぐ必要なもの】と【後で揃えてもいいもの】があります。
次に引っ越すとき大変ですし自分の中で緊急性の低いものは後から必要に応じて揃えれば大丈夫です。
実際に住んでみて設置場所やデザインをゆっくり考えたい場合もあるし、やっぱり必要ないと思うものもあると思います。
意外とないと困るのがカーテン、照明器具、トイレットペーパー、シャンプー、せっけん、タオルあたりでしょうか。
引っ越しの荷物整理がひと息ついたとき「そういえば…」とないことに気づくことも。
最低限のものだけは早めに揃えましょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ポイントをまとめると
- 仕事が決まってから住まい探し
- 物件選びのポイント
- 賃貸契約の流れ
- 引っ越し前と後にやること
- 揃えたい家具家電
といった感じです。
準備は大変だけど「一から自分で上京準備する」ことは楽しい部分も多いと思います。
また賃貸契約や引っ越し準備などすることも良い経験になりますよね。
でも「そうは言ってももっと楽に上京出来ないかな?」
と思う人もいると思います。
そんな人はTokyoDiveを利用するとまるで一泊二日の旅行に行くような身軽さで上京出来ますよ。
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