レベルアップや心機一転!新しい職場を求めて転職をしたのに、そこはブラック企業だった・・・。
応募する前に、その会社のことを十分調べていても、気が付かず応募しちゃうこともきっとありますよね。
入社してしまってから後悔しないためには、面接の時がブラック企業を見分ける最後のチャンス!!
面接は実際に面接官とのやり取りだけではありません。自宅から応募先企業へ向かうときから始まっています。
特に企業の玄関を入るときからブラック企業か見分けるポイントがあります。自分で職場を見ることができますので、上手に見分けてブラック企業への入社を未然に防ぎましょう!!
それでは、ブラック企業の見分け方!!5つのポイントをご紹介します。
目次
ポイント1.会社についたときの見分け方
会社の周りをチェックしよう!!
- きれいに掃除されていますか?
- 樹木があっても雑草が生えっぱなしだったり、花が枯れていたりしていませんか?
手入れが行き届いていないのは、お客様を気持ち良くお迎えする準備ができていないという証拠です。
お客様への気配りができないのですから、社員への気配りもきっとないでしょう。
社員が疲れ切って体調を崩しても、仕事量の調整をしてもらえず倒れるまで働くことになりそうです。
ポイント2.玄関に入ってからの見分け方
受付の対応をチェックしよう!!
- 明るくスムーズに迎え入れてくれるか?
- え?面接?という感じではないですか?
スムーズに迎え入れてくれれば、問題ありませんが、「面接があるなんて聞いてない・・・」という雰囲気だと、社内の風通しが悪いという事なので、注意が必要です。
ポイント3.面接会場(応接や会議室)に案内されるまでの見分け方
職場環境をチェックしよう!!
実際の職場を見ることが出来る絶好のチャンス!!緊張していてそれどころではないかもしれませんが、よく観察しよう!!
- 職場の雰囲気は?
- 活気がありますか?
- 生き生きとしていますか?
- 怒鳴り声とか聞えませんか?
もし入社することになれば、自分もその環境で仕事をしなければいけません。活気がない・怒鳴り声が聞こえるような職場環境だとしたら、相応の覚悟が必要ですね。
すれ違う社員さん達もチェックしよう!!
受付から面接会場へ行くまでにすれ違った社員さんもよく観察してみよう!!
- 顔つきは?
- 笑顔で挨拶してくれますか?
社員教育が行き届いている会社であれば、お客様への挨拶をきちっとしてくれるはずです。
たとえ、面接で来社したとしてもお客様に変わりありませんから、挨拶するのが当たり前!!覇気のない顔つきの人ばかりだと、疲れ切っている証拠!ブラック企業の可能性が高くなりますね。
廊下・通路は整理整頓され、お掃除されているかチェックしよう!!
廊下や通路に物が散乱して、お掃除が行き届いていないのも注意が必要です。
整理整頓は仕事を効率的に行うためには必要なことなので、物が雑然と置かれている、清潔感のないオフィスは注意しましょう
ポイント4.面接会場(応接・会議室)へ入室したときの見分け方
案内されてから、すぐに面接担当者がくる?
何もアナウンスがなく待たされるのは時間の管理ができていない証拠なので注意が必要
社員を大切に思っていない。通常であれば現在の状況(電話対応中・急な来客)など、待たされる理由を伝えてくれるはず。
面接会場(応接・会議室)清潔か?
お客様をお迎えする大切な場所が掃除されていないのは、相手の事を大切に思っていない。もしくは、お掃除する時間もないほどの仕事量であると考えると要注意ですね。
ポイント5.面接が始まってからの見分け方
募集要項の内容と違う
募集内容と説明が相違しているなんて、通常あり得ないことです。それでも、この会社で働きたいと思えば、納得いくまでしっかりと説明してもらいましょう。
仕事の話をしないで雑談が多い
緊張をほぐす為に雑談をすることはよくありますが、これから仕事をしてもらいたいと思っている人に、仕事の説明をしないことは通常あり得ません。どんな仕事をするのか説明しないで採用するなんて、使い捨てするつもり?かもしれません。要注意です!!
突っ込んだ質問に答えない
入社して仕事を頑張りたいと思っているからこそ、仕事内容や会社の事業について突っ込んだ質問をしているのに、それに対して答えてもらえない・答えられないというのも何か隠している感じがしてこのまま入社するにも不安があります。
即決で内定がでる・迷っているとき返事を急がせる
すぐに内定の連絡がくる・返事を急がせるのは採用してもすぐに辞めてしまう人が多く、とにかく人員を確保したい。社員を使い捨てと考えている可能性が大!注意しよう。
人の話を聞かないで、会社の特徴や理想や精神論ばかり話す
面接の時点ですでに話を聞いてもらえないとなると、実際に仕事をしているときも話を聞いてもらえず、仕事がしにくいだろうという予想がつきますね。そして、理想や精神論で仕事ができるようにはなりません。要注意です。
面接時間が極端に短い・長い
極端に短かったり、長かったりするのも注意が必要ですね。
短い場合は、「すぐに辞める」と思われていて、応募者に対して興味がない・誰でもいいから採用すればいいと思っている証拠!
長い場合は、仕事や会社の事業内容について話が盛り上がって長くなる場合もありますが、雑談・精神論・理想ばかりを語る場合は、やはり応募者に興味がなく大量採用目的や結果がでるまで帰れず残業・休日出勤は当たり前となる可能性が大!要注意です。
番外編:指定された面接日時が業務時間外や休日だった
通常は、業務時間内に面接を行う企業がほとんどですが、働きながら転職活動をするには有難いことです。でも、職場の雰囲気がわからないというデメリットがあります。
でも、業務時間外に人がたくさんいれば、残業・休日出勤あたりまえ!という風潮があるということですので、注意が必要でしょう。
転職先がブラック企業だったときの相談窓口
入社後にブラック企業だった!!と気が付いたけど、パワハラや長時間労働・賃金未払いなどで困っている人に相談窓口があります。
労働基準監督署
労働基準法・最低賃金法・労働安全衛生法・賃銀の支払い確保に関する法律などに基づき、使用者に対して監督・指導・許認可などの業務を行っています。また、労災保険の給付や適用業務も行っています。
都道府県労働局企画室、総合労働相談コーナー
各都道府県労働局や配下の書く労働基準監督署などに総合労働相談コーナーが設置されており、労働条件、募集・採用、いじめなど、労働問題に関して労働者・使用者からの相談を面談あるいは電話で受け付けており、専門の相談員が相談にのるとともに、必要な条文や裁判等の知識を与えるサービスも行っています。また、個別労働紛争の未然防止、迅速な解決を促進することを目的として、都道府県労働局長による助言・指導・紛争調整委員会によるあっせんといった個別労働紛争の解決援助サービスを無料で提供しています。
労働条件相談ほっとライン
労働条件について、平日夜間・土日に無料で電話相談いただける窓口です。
0120-811-610(フリーダイアルはい!ろうどう)
利用時間 月~金:午後5時~午後10時
土・日:午前9時~午後9時
都道府県労働局・労働基準監督署及び総合労働相談コーナーの所在地、連絡
https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/soudan/
厚生労働省のHPにはブラック企業リストがありました。
応募するまえに要チェックですね!
https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/151106.html
(厚生労働省HPより)
まとめ
うっかりブラック企業に気が付かず転職してしまい、「こんなはずじゃなかった」なんてならないためには、事前の情報収集がとても大切!!
面接でのポイントをご紹介しましたが、これらに当てはまる企業がすべてブラック企業というわけではありません。
でも、こういう企業は注意が必要だという事がわかっていれば、ブラック企業に転職することを回避できる可能性が高くなります。
面接では緊張していて、とても社内の雰囲気や整理整頓されているか?なんて確認している余裕はないかもしれません。でも、少しでもブラック企業を見極めるポイントを知っているだけで無意識のうちに目から入ってくる情報は役立つと思います。
自分で自分を守るしかありません。ブラック企業への転職を回避して、明るい未来を目指しましょう!!
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