何をするのもやる気がなくなり、無気力になってしまうことはありませんか?
例えるなら昔、「こげぱん」というキャラクターがいましたが(もしかしたら今もいるのかも)、あのこげぱんのようになってしまうときです。
こげぱんを知らない人はこちらを見てください
引用:http://sp.san-x.co.jp/imagineer/index2.php?seq=194
焦げてしまったショックで無気力で後ろ向きな性格になってしまったこげぱん。
見た目も白目になってしまったので、悲壮感もけっこうなものです。(それでも見た目がパンだから滑稽でほのぼのした感じもします。
こげぱんはいつまでもこのネガティブな状況から脱出出来ないようでかわいそうですが、そういうキャラクターなので仕方ないですね。
でも私たち人間はたとえ、このようにネガティブで無気力状態になってしまったとしても、何らかの対処をしてきっと解決策を見つけられると思います。
やる気がなくなる原因と対処法も紹介しますので記事を読む気力はあるという人はぜひ、参考にしてください。
目次
やる気がなくなる2大原因
①お金がない
お金がないということは、実は、かなりのストレス要因。お金がないとやりたいことや欲しいものを諦めなければなりません。
言わば、日常的に何かを我慢している状態です。
人によっては食事も健康面より金銭面を気にしなければならなかったり、体調を崩しても医療機関を受診するのが難しかったりする人もいます。
そういった制約のある生活を続けるうちに知らずと無気力状態になりやすいのです。
明日生きていくためのお金すらないようならもちろん公的な援助を受けたほうが良いです。
ただ、意外とそこまで困窮しているわけではないので、やりくりして何とか生活している人もいます。
何かしら支援を受けることには、後ろめたさや恥ずかしさを感じ、受けない人もいると思います。
けれど、そのような経済的に綱渡りのような生活が続いていれば、余裕がない生活に精神的に追い詰められたり、将来への不安も強まり、なかなか前向きになれないのです。
②脳は本来とても怠け者
体そのものが疲れていてやる気がでないときもありますが、それよりも良くあるのが、
「脳がやる気になっていない」というパターンです。
実は、脳は本来とても怠け癖が強いものだそうです。
だから「やる気がでない」というのは実は、おかしいことではなく、人間なら普通のことなんですね。
私なんて、「〇〇日までにやらないといけない」ということがあるといつも期限ギリギリまでやる気が起きません。
早く終わらせれば後でバタバタしなくて良いのは分かっているんですけどね。
でも、このやる気のなさも、脳の仕組みによるものだと考えれば私が悪いわけでもないんですね(って、すいません、単なる言い訳です)
ただ基本的には、人間、というか生物はみんな生死に直接関わらないことには「やる気になれない」ものなんです。きっと。
仕事も生きていくためには必要なことですが、すぐに、自分の生死に直接関わるレベルの緊急性があるわけではないです。
だから人間の本能からすれば仕事はどうでもいいことに分類されているのです。
仕事にやる気がでないときは特に、この脳の影響が大きいと思います。精神論、根性論では解決出来ない問題です。
とりあえずやらなくても死なないから、ということは、仕事のやる気が出ない充分すぎる理由になっているのです。
やる気が出ないときの対処法
やる気がない人にオススメな方法が3つあります。簡単なのでやってみてください。
①今日やることを紙に書く
今日これからやることを紙に書き出すと、なぜかやるのが面倒だったのに、やれてしまう事が多いんです。書くだけで不思議ですよね。
何かやるとき、人に宣言すると意外とできたりしませんか?やれと言われたからやると答えたというのはナシです。先に自分からやると宣言することが重要です。
書き出すという行為は一種の宣言なんですね。他ならぬ自分自身に対して宣言しているわけです。
宣言してしまった手前、全く手をつけていないと妙に気になってしまうのでやり始めてしまうのです。
普通、自分がやりたくないと思っていることを、あえて自分からやると宣言する事ってあまりしないと思います。
(やりたくない宿題を自分からやると言ったこと、私はなかったです。「やらなきゃな~」とは言ってましたけど。)
そこをはっきりやると宣言してみてください。紙に書くのは、はじめはすぐに出来てしまう簡単なことの方がいいです。
難しいことを書くとやっぱり出来なかった、ということになるかもしれないので。
書いたことを達成することも重要でが、この書く作業の一番の目的は「やりたくないことに取り掛かることができるか」だと思っていますので。
やってみての結果についてはとりあえず置いておいて、まずは作業に手をつけられたらよしとしましょう。
②何もしたくなくても何かしてみる
本当に何にもしなかった日というのは実際には存在しないと思います。
食事はしていると思います。トイレにも行くと思います。
毎日何かをしています。
その食事やトイレを済ませるくらいの気持ちで、やれそうな簡単なことを何かしてみてください。
体を動かすことで脳はやる気を出します。運動によってドーパミンという物質の分泌が促され、脳が活性化するのだそうです。
体操やストレッチなども良いです。散歩など気分転換に外に出るのも良いです。
何かひとつのことをとりあえずやると、勢いがついて他のことにもやる気が出て来ることがあります。
やる気を出したいときは、いきなり今日の最重要課題に取り掛かろうとするより、まずはウォーミングアップがてら軽いことから始めてみましょう。
③お金を使わないでできる楽しみを見つける
子どもの頃していた遊びってみんなお金を使わない遊びでしたよね?
体を思い切り動かして遊ぶとそれだけで楽しかったし、身の回りにある折り紙や新聞紙や粘土、段ボールなどで好きなものを作ったりするのに時間を忘れて熱中していることもありました。
お金を1円も持たずに外出することは普通でした。
でも、大人になるとお金を持たないで外出するのは不安になって、遊びもお金を使ってすることが多くなっていきました。
いつから遊びにお金がないと不安になってしまったのでしょうか?
本当はお金を使わなくても楽しいことが身の回りにはけっこうあります。
図書館なんてゆっくりできて暑さ寒さもしのげて本も読めてオススメです。
自治体でほとんど無料で参加できるサークルなんてのもけっこうあります。
ダンスやフラワーアレンジメントなどの体験、プチ英会話や、ビジネスマナーの講座などいろいろあります。
意外と楽しいですよ。
娯楽に全くお金を使うなとはもちろん言いませんが、無料で楽しむということも上手に日常に取り入れることで、お金を使わなくても心豊かに過ごせるようになると思います。
うつなどの病気が原因のとき
やる気の出ない原因にうつなどの病気が隠れている場合があります。
仕事そのものによるストレスや職場の人間関係などから精神な病気になっていることがあります。
意外と「疲れているだけ」「怠けているだけ」と思い込んでしまい、本人も病気と気づかないこともあります。
心の不調があまりにも続くようなら専門機関の受診をオススメします。
まとめ
やる気がなくなる2つの大きな原因は
- お金がないことへの不安
- そもそも脳は怠けることを考えている
お金がないと不安になるのは当然のことです。
でも明日の生活に困るほどでなければ、不安になり過ぎず、たまにはお金を使わない暮らしも楽しんじゃいましょう。
テレビでやってる節約番組の「月〇〇円生活」といったレベルの極限の節約でなければ意外とどうにかなるものです。
「無料でこんなことまで出来る」
といった新たな発見を見つけるのも楽しいかもしれません。
また、ネガティブでやる気がなくなるのは、根性がないわけではなく脳の仕組みによるもので人間の本能です。
「やる気がなくなることは人間だったら当たり前にあること」
それを知っているだけでも無駄に自分を責めたりしないで済みます。
やる気がない無気力なとき、本当に気が原因のときももちろんありますが、紹介したような考え方ひとつでできる対処法もあります。
すぐにできることなのでぜひやってみてくださいね。