私たちの人生の中で大半をしめる[仕事]について、本当にその仕事が自分に合っているのか?や、もっと知識や能力を高めたい!といったような気持ちが芽生えてるのならば、思いきって転職を考えてみてはいかがでしょうか?
自分はどの分野が得意なのか、長所や短所、さらに磨きたい!スキルUPしたい!と思う事を、具体的にじっくりしっかり考え、転職に向けて準備にとりかかりましょう。
今回は志望動機の書き方のコツについてまとめていきます!
目次
履歴書編~志望動機の書き方のコツ~
面接官は、なぜ弊社に入社したいと思うのか?志望動機をまず一番に伺いたい所だと思います。
現職で培ってきた能力や知識をこの会社でも生かし何が出来るか?何がしたいか?を的確にあまり長くならないように、まずはメモ書きで箇条書きにしましょう。
また、この企業のパンフレットやHPなどを読んで、特徴や特色、どこに力を入れているのか、欲しい人材はどのようなものなのかも勉強し、こちらもメモ書きに箇条書きにしていきましょう。
両者の箇条書き内容を組み込んでまとめていき、御社に貢献していきたいという意気込みも一言組み込むと良いかと思います。
あつかましすぎず、謙虚すぎずな姿勢が大事ですが、かと言って、「育ててほしい」などといった受け身要素と捕らえられる事を記入するのはやめましょう。
先輩方に業務などを教えてもらうのは当然の事ですが、一日でも早く戦力になれるよう学び成長したいといった前向きで積極的な言葉の方が、ずっと好印象です。
履歴書編~志望動機の例文~
それではまず箇条書きから書いてみましょう。
例えば、全職が接客で医療系に就きたい場合
[接客業]
- 目配り気配り心配り
- お客様の笑顔や、心から満足していただける喜び
- スピーディーかつ丁寧に正確に作業(配膳、ご案内など)
[医療事務系]
- 患者様一人一人に寄り添い、少しでも元気になってもらいたいという思い
- 医療はいつの時代でも必要とされ、社会的に重要な役割
- 患者様が安心し、なおかつ笑顔になれるようにという、飲食とはフィールドは違うが志すものは同じだと思う
- 優しく対応してくれる
このように、ざっくりと書いていきます。
この2つの箇条書きを組み合わせて作成してみると…
前職では飲食業に従事しており、できるだけお客様に笑顔で気を配りながら、「スピーディーにかつ丁寧に」をモットーに、効率良くお客様をご案内できるよう工夫していました。
医療はいつの時代でも必要とされ、社会的に重要な役割を担っており、日々それを意識しながら働くことはとてもやりがいのある仕事だと考えております。以前病気で入院し、とても不安だった私に優しく対応して下さった病院の受付の方や看護師さんのように、不安を抱えていらっしゃる患者様の力になれたらと考えるようになりました。
また、予約診療制を採用されている点も患者さまと向き合う姿勢を大切にされているのではないかと感じ、ぜひ一員として活躍したいと思いました。
アットホームな雰囲気に強く惹かれたというのも、貴院を志望した1つの理由です。現在医療事務資格取得の為勉強中ではございますが、あと1ヶ月程で取得できる見込です。前職で得た接遇のスキルを生かしながら、患者様が安心してご来院いただける雰囲気を持ったクリニック作りに貢献したいと考えております。
といったように、前職での経験を生かし、どのように取り組んで貢献したいのかを書いていきます。転職する為に、自分が取り組んでいることや自分の経験談も少し組み入れると、文の流れもスムーズになり、「どうして・何を・どのように」が完結します。
転職によるメリット・デメリット
ここまで志望動機のまとめ方や書き方のコツを書いてきましたが、そもそも[転職]について今一度よく考えてみてください。
先に言ってしまうと、デメリットってたくさんあると思うんです。
ここで働いてみたい!とは思ったけど、実際働いてみて違ったら嫌だな…とか、
また1から覚える事が大変だな…とか、
人間関係が悪かったら耐えられるのかな…とか……
色々な不安を思いめぐらせてしまって、本領が発揮出来なかったり、その不安が的中してしまったり…
新しく何かを始める、変える事って、正直デメリットだらけではないかな?と感じてしまいます。
けれど、例え上記にあげたような職場に出会ってしまったとしても、学べない事は何もないということが一番のメリットなのではないでしょうか。
新しい環境で一から学べる事、新しい環境に飛び込む事によって今までは知らなかった事を近くで感じたり、出来なかった事が出来るようになり、自分の価値があがり収入も比例してくる事で自信に繋がっていくものだと思います。
まだまだ自分の可能性を信じて、キャリアアップ、スキルアップの為にワンステップ上のフィールドで勝負をしていく事に、誰の権利もいりませんし、自分のやる気根気だけでどんどん強くなれるものです。
言い方は悪いですが、ここではたくさん学ばせてもらった!貢献も出来てる!!とふと思った時が、自分の仕事と見つめ直せるチャンスではないかなと思います。
まとめ
実は、2で紹介した箇条書きの半分は私の経験談も入ってます(笑)
ずっと接客業で働いてきましたが、ふと現場で働いているスタッフを支える仕事について考える事が多くなりました。
接客も言ってしまえば営業で、現場で思いっきり働けているのも、その基盤となる経理や事務や庶務さん達がしっかりと支えてくれていて、現場だけで仕事をしているんではないんだなぁと改めて気付かされました。
そういった観点で、私も裏方の業務で現場を支えていきたいと思うようになり、PCで文字を打つなんてもってのほか!!YouTubeを観るのがやっとなレベルでしたが、PCスクールに通い地道に勉強しMOSに合格し、事務のお仕事に転職しました!!
営業さんを支える裏方のお仕事で、PCをパチパチ叩けるレベルまで上達し、日々励んでいます!!
わりと最近のお話なのですが、5年前はこの業務に就くとは全く思ってもいませんでした。
でも、やる気と根気があれば、いつだって頑張れる!!いつだってチャレンジ出来るものなんだ!!ということを、転職してとても実感しています。
- 同じジャンルでのステップアップとしての転職、
- 全く違う業種にチャレンジとしての転職、
様々な転職があるかと思います。
迷いもたくさんあるかとは思いますが、自分のスキルアップに向けて、新しい所へ飛び込んでみるのは悪くないと思います!!
自分の価値の更なる向上の為に、転職を考えてみてはいかがでしょうか。