やりたい仕事がない、どうしていいかわからない人が転職の前にやるべきこと

今やりたい仕事はありますか?

不思議なもので「やらなければいけない仕事」はいくらでも出てくるのに、「やりたい仕事」って意外と出てこないもの。

私たちは、まず最初に「やるべきこと」から終わらせることが良いことだと教えられてきました。

  • ゲームや遊びは宿題が終わってからやる
  • 寝る前に明日の用意をする
  • まずは志望校合格が何よりも最優先

そのとおりだと思います。嫌なことを先に終わらせることは大切なことです。でもその結果やるべきことをこなすだけがいつしか人生の目的になってしまいがちになります

そして自分でも気づかないうちにやりたいことが分からなくなってしまう人が多いのです。

でもやりたいことが分からないのは今までやりたいことについて考えるのを無意識のうちに避けていたから。

特に大人になる程、頭の中はやるべきことの方を優先しているのではないでしょうか?

今回はそんな「やりたいこと・やりたい仕事がわからない!」というあなたのために、
自分の秘めたる欲求を見つけるための簡単なワークをご紹介します。

それはズバリ、

子どものようにあれやりたいこれやりたいということを考えまくる練習をする

ということです。

そのために大事な4つのことがあるので難しく考えないでやってみてください。

これを実践すれば、どんな人でも簡単に「自分の本当にやりたいこと」を見つけることができるはずです。

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できるできないにとらわれないで自由に考える

難易度なんて気にしないで、とにかくやりたいことを自由に考えてみましょう。

やりたいことを聞かれたときに

「時間があったら◯◯したい」

「お金があったら◯◯したい」

「能力があったら◯◯したい」

というふうに、無意識のうちに「~があったら」という条件をつけてしまいがちです。

だけど今は条件の部分はどうでも良いのです。やりたいことを考えるときに制約があっては良くありません。

考えるポイントはひとつ。やりたいかどうかだけです。出来るかどうかはまずは関係ありません。自由な発想が大事です。

「そのやりたいことが分からないから困っているんじゃないか」というあなた

この話を読んでください。


ある日、やりたいことがないので散歩に出かけたあなた。

すると道に★の模様が入ったオレンジ色のボールが7つ落ちていて、そばにはなぜか謎の言葉が書かれた紙が落ちていました。

あなた「落とし物かな?だとしたらあの紙に落とし主が分かるような情報が載っているかも」

あなたは紙を拾うと書かれた言葉をぼそっと口してみました。

すると空が暗くなり、何と巨大なドラゴンが出てきたのです。

驚いたあなたは予想もしなかった展開に頭が混乱し直感的に身の危険を感じました。

あなた「殺される!こんなやりたいことも分からず人生が終わってしまうなんて」

死を覚悟したあなた・・・

でもそのとき巨大ドラゴンが言ったのです。

ドラゴン「願いを言え!どんな願いもひとつだけかなえてやる」

あなた「・・・えっ?襲わないの?もしかしてこれ魔法のランプ的なやつ?」

ドラゴン「・・・」

何となく状況を理解したあなた。逆に願いを言わないと何をされるか分かりません。必死に願いを考えました。

あなたがお願いした願いとは?


きっと必死に願いを考えるはずです。まあ恐怖もあるからかも知れませんが。

こんな状況でも何も願いがない人なんていないでしょう。

つまり普段表に出てこないだけで、人は誰しも願望を持っているのです。心の奥はやりたいことで溢れているのです。

まずは理屈は抜きにして子どものような心で自由にやりたいことを考えてみてください。

ワーク!!やりたいことをたくさん書き出してみよう

実際に自由な発想でやりたいことを書き出してみましょう。思いつくままに書いてみてください。

私の場合は

毎日喫茶店に行く時間が欲しい

・ゆっくり好きなものを買い物したい

ということで時間に融通の利く在宅の仕事がやりたいと思いました。

かなり不純な動機です。でも素直な自分の気持ちは大切にしたいもの。

小さな欲求がきっかけとなり一生の仕事に結びついたりすることもありますからまずは隠れた欲求探しから始めてみてください。

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やりたいことはカッコいいことじゃなくてもOK

「人や社会の役に立つようなカッコいいことじゃないといけない」

と思う必要はありません。

無理に難しい目標を立てなきゃと思うと発想が狭まるからです。

高い志は素敵です。でも今やりたいことが見つからない人にとって高い目標をいきなり立てることはハードルが高いかも知れません。

もっと小さなこと例えば今日やりたいことでも良いのです。

小さなやりたいことをたくさん見つける中で将来につながる大きな目標も見つかるかもしれません。

大きくても小さくてもあなたの目標であることには変わりありません。まずは「今やりたいこと」から見つけてみるのも良いでしょう。

やりたいことを山のように書き出すと何となく自分がこんな人間なんだということが見えてきます。

例え小さな欲求や目標が多くても、書き出したものをよく見てみるとその中にも優先順位があって自分にとってより重要なものが見えるはず。要は一番叶えたいものです。

一番重要な欲求が見つかったら、次にその欲求を叶える手段を考えましょう。

自分の欲求を叶える仕事は何か?

自分の中の一番やりたいことに気づいたらそれを叶えられる仕事は何か考えてみましょう。

やりたいことが仕事には結びつかないかもしれませんが、人生の中で長い時間を費やす仕事とやりたいことは関連があることが理想的です。

私の場合は仕事内容よりも喫茶店に行ったり買い物をするための自由な時間が確保しやすいことが仕事に求める条件でした。

だから仕事そのものが自分のやりたいことを直接的に叶えてくれているわけではありません。

でも時間に融通の利く在宅の仕事だからこそ自由時間が確保できると考えれば、間接的には仕事によって私の希望が叶っているのです。

本当は仕事=自分のやりたいことだとカッコいいのですが、私のようにそうでなかったとしてもいいと思います。

仕事を通じて自分の欲求が満たされている自覚があればきっと満足できるでしょう。

まとめ

やりたいことが分からないで悩んでいるということは現状を変えようとしているからこそ悩むのです。

何も悩んでいない人よりもよっぽどその後の人生が良い方向へ進む可能性が高いと思います。

  1. できるできないにとらわれないで自由に考える
  2. やりたいことをたくさん書き出してみよう
  3. やりたいことはカッコいいことじゃなくてもOK
  4. 自分の欲求を叶える仕事は何か

という4点を意識して考えてみてください。

自分の秘めたる欲求の発見に繋がれば幸いです。

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