勤めてる会社がブラック企業
そんなことはあって欲しくないですが
今の時代珍しくなんともないのが現状です。
ブラック企業を辞めたいとき
どのような理由で、どのようにして辞めたらいいいのか
一つ一つポイントを抑えていきましょう
目次
そもそもブラック企業とは
勤めている会社は本当にブラック企業なんでしょうか?
人間には感情があります。その自分の感情だけでブラック企業の判断を下してしまうのは大変危険です。
ブラック企業の特徴を見ていきましょう!
- 長時間労働
- 過重労働
- 休みがない
- 有休が取れない
- 残業代が出ない
- 謎の雇用契約
- パワハラの横行
- 精神論が出てくる
二つ以上当てはまると完全にブラック企業です。
お勤めの会社と照らし合わせてみていかがでしょうか?
理不尽な要求にカッとなって正常な判断ができない時があります。
一度頭を冷やして冷静になることが第一歩です。
理由を整理しよう
先ほど、考えて出てきた「何が嫌で辞めようと思ったのか?」
これは自分の問いかけに対する本音の答えです。
しかし、会社を辞めるにあたって、正当な理由をもって
退職の旨を上司に伝えなくてはなりません。
本来は理由を伝える義務はありませんが
ほとんどの確率で「なんで辞めようと思ったの」と聞かれます。
そこで、本音と建前のうち建前用の答えを準備しましょう
ここで気をつけて欲しいのが、思ってもいない理由を出さないことです。
例えば、労働時間に不満があるのに、「給料が・・・」なんて言ってしまい
仮に会社から給料の改善をされてしまうと断りにくくなります。
全くの嘘を理由に退職して、後でバレてしまっても厄介です。
どのような引き止めにあってもNOと言いましょう!
退職届を書こう!
あなたの気持ちが固まったのなら、退職届を書きましょう。
実際に退職届を書く ことで、退職に向けての現実味が増してきます。
ここではあくまで書くだけです。
- 退職届を書いた日付
- 会社名
- 代表取締役の氏名
- 所属部署
- 氏名
- 退職理由
この辺りを書いておけば大丈夫です
退職届の理由には『一身上の都合により』と書けばまず問題ありませんよ!
退職は誰に伝えれば良いの?
退職をするにあたって、一つ目のハードルになってくるのが最初に退職を伝えることです
直属の上司、または、監督管理責任者(課長クラス以上)に伝えるのが一般です。
間違っても、飲み屋で同僚にポロッと言ってしまわないように気をつけましょう。
これは本当に大切なので是非とも押さえておいてください!
転職先を探そう!
本来であれば転職先を決めてから退職するのが理想的ですが
ブラック企業で働いていると労働時間の長さから
在籍中に次の会社を決定させることは難しいかと思います。
しかし、企業研究をする時間くらいはあるかと思います
求人は水物ですが、次に働きたい業種の求人を見てみましょう
もし余裕があれば、面接や試験を受けてみるのもいいかと思います。
「受かればラッキー、受からなくても勉強の一環」くらいの気持ちで気楽にしょう。
退職届を提出しよう!
よし!それでは上司に退出届けを叩きつけ…提出しましょう!
辞めるという旨を伝えるのも同じタイミングで大丈夫です。
しっかり準備をしていれば躊躇することもありませんね。
大抵の場合、会社で就労規則があると思いますので
就労規則に従って退職を表明するのが無難です
一般的に、退職の届け出は基本的に1ヶ月前と決めている会社が多いようです。
引き継ぎや人事異動、有給消化の観点から見ても1ヶ月以上前の表明がスマートでしょう。
ただし、いざとなれば法律上2週間でやめることも可能ですし
その間、有休をとって出勤しないことも可能です
そのような措置を執る場合は弁護士に相談するとより安全で安心できます。
退職準備をしよう!
退職日が決まったのなら、その日までにすべてのものを片付けてしまいましょう。
ブラック企業といえども、今までお世話になった会社。
綺麗に退職することで、会社とのトラブルもなくなるはずです。
- 引き継ぎは確実に、スムーズに
- 私物の整理
- 会社の人への挨拶
この3つは確実に行ってください!
挨拶は社会人としての常識です。
退職はしますが自分の価値を自分で下げる必要はありません
部署と関係なくても言葉を交わしたことのある人には
「○月いっぱいで退職することになりました。お世話になりました。」
などと挨拶しましょう。
たまに嫌味を言ってくる人もいますが、
その場合は愛想笑いをしてやり過ごしましょう
今後その人と関わることはありません。
まとめ
ブラック企業とは
- 長時間労働
- 過重労働
- 休みがない
- 有休が取れない
- 残業代が出ない
- 謎の雇用契約
- パワハラの横行
- 精神論が出てくる
退職届に書くこと
- 退職届を書いた日付
- 会社名
- 代表取締役の氏名
- 所属部署
- 氏名
- 退職理由
退職までに済ませること
- 引き継ぎは確実に、スムーズに
- 私物の整理
- 会社の人への挨拶
ブラック企業の辞め方いかがでしたでしょうか?
引き止めの時に法的処置を取るなど脅された場合は
迷うことなく弁護士に相談してください!
可能であれば証拠を押さえ
労働基準監督署に提出できれば完璧です!