物件探しをしていると、家賃をまず考えますよね。
自分の給料から出せる範囲の家賃で物件を探すかと思います。
しかし、物件し探しで見落としがちですが、その他に初期費用がかかる事をご存じでしょうか??
- 初期費用とはなに??
- なぜ初期費用が掛かるの??
- どうしたら安く抑えられるの??
初期費用についての謎を解説してきます!!
目次
初期費用とは
初期費用と言われても、何のことかピンときませんよね。
実際私も、部屋を借りる際に家賃の事しか頭になく、いざ入居の手続き後に「初期費用」についての内訳をみて、金額にとてもビックリしました。笑
そんな初期費用とはいったい何のかを解説致します!!
敷金・礼金
まず、お部屋探しをしてる中で「敷金・礼金」とよく聞きませんか??
そうです!!
これが、「初期費用」の大半を占めるものです。
基本的には、原状回復にかかった費用が差し引かれたお金が戻ってきます。
(※家賃1~3カ月分が目安。)
敷金と違って、退去時に返金されることはありません。
最近では礼金なしの物件も増えています。
(※家賃1~2カ月分が目安。)
敷金・礼金制度は、地域や物件によって様々なのでよく確認が必要です。
東京都には、貸住宅紛争防止条例(東京ルール)というものが存在するようです。
賃貸住宅紛争防止条例とは、2004年10月に東京都で施行され、貸主と借主間の認識の違いで「退去時の敷金精算」のトラブルを減らすためにできた条例です。
仲介手数料
その次に掛かるのが、「仲介手数料」です。
文字通り物件を「仲介」してくれる不動産会社への「手数料」を支払うものです。
取引が成立した時点で支払う成功報酬で、金額は宅地建物取引業法で「賃料の1.08カ月分以内」と、上限が規定されています。
※媒介手数料ともいいます。
前家賃
前家賃とは、契約時には契約した月の日割り家賃と、翌月の前家賃を合わせて支払うというものです。
4月10日に契約した場合、3月分の日割り(22日分)と4月分の家賃を最初に支払う仕組みです。
保険料
ほとんどの物件は火災や水漏れを起こした時の保険の加入が義務付けられています。
2年間で1万円~3万円程度ですが、契約時に2年分前払いするケースが多いです。
※2年経過して更新する場合は、改めて費用が発生します。
その他、鍵交換費用などの金額をプラスすると、5万円の家賃の部屋を借りる場合、25万円前後の初期費用が掛かる計算になってしまいます。
初期費用0(ゼロ)の物件とは
敷金礼金0(ゼロ)というCMを目にしたことがないでしょうか??
東京都内にも敷金礼金0の物件は存在します。
東京23区内の0物件と注意点
(画像:miniminiより)
敷金礼金0物件多数ありますというように、1400件もの物件がヒットしました。
①立地が悪い
②設備が悪い
③住居年数に縛りがある
0円の場合様々な理由もあるかもしれませんが、自分の妥協できる範囲内であれば問題ないかと思います。
敷金・礼金0の物件はとても嬉しいですよね。
しかし、敷金礼金の金額ばかりに目を向けてしまうのはNGです!!
敷金と同じように、原状回復費用に充てるお金として、「クリーニング代」として設けているところがほとんどです。
場合によっては、退去時にお部屋&エアコン等の付属品のクリーニング代が多額になる可能性もあるのでご注意ください。
定額クリーニング制度(大東建託)というものも存在するようなので、備考欄は要チェックです!!
また、引っ越しする時期によっても変動があるようです。
まとめ
上記で説明したように、ざっくり初期費用といってもかなりの項目があります。
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- 前家賃
- 保険料
- 鍵交換代
敷金・礼金が0だったとしても、退去時に敷金と同じもしくはそれ以上のクリーニング代が発生してしまったらガッカリですよね…涙
そんなことにならない様に、敷金礼金が0の物件の場合はなぜ0なのかを確認しましょう。
私の様に、契約後に初期費用にビックリ!!なんてことにならない様にご注意ください!!
かなりの金額ですよ!!笑
急ぎでの引っ越しではなければ、引っ越しシーズンを外した時がねらい目です★
なるべく出費を抑えて賢く安い物件をGETしましょう!!
ちなみに、上京の際に初期費用ゼロの部屋と仕事を同時に探してもらえるこんなサービスもあるので、活用してみてもいいかもしれませんね!