東京は家賃も物価も本当に高いですよね。
「何でこんなに高いの!?」って思うくらいお金がかかります。
でもそんな物価が高い東京においても安く生活出来る穴場地域はあります。
というわけで今回は家賃や生活費を抑えたい人必見の穴場地域を紹介しちゃいます。
穴場駅に住んでちょっと得したいという人は要チェックです。
目次
【家賃】【食店】【スーパー】【交通アクセス】を重視
家賃の安さだけで物件を選ぶと生活が不便だったり、家賃以外の生活費が予想以上にかかってしまうことも。
家賃以外の重要な要素と言えばまず食費です。
自炊すれば良い話かも知れませんが一人暮らしで自炊すると割高になってしまいがちです。
毎日焼きそばとパスタなら安くなりますがやっぱり好きなものを食べたいじゃないですか!
ひもじい思いをしてまで節約したい訳じゃないし。
結局一人暮らしの男性の大半は外食か惣菜を買っているのが現実ですよね。
でも料理っていうのは食べてくれる人がいて初めてやる気が起こるものですから自炊できないのは当然と言えば当然な話。
というわけで一人暮らしには飲食店やスーパーが豊富なエリアが断然おすすめなわけです。
家賃が安くかつ物価も安く買い物も便利!
そんな場所があるんでしょうか?
そこで家賃5万円以内の物件が多い駅10つの住み心地を比較してみました。
さらに治安や交通アクセス、もちろん家賃も考慮してコスト面でおすすめの地域を紹介します。
【都内で一人暮らし】穴場地域10選
SUUMOの家賃5万円以内の物件が多い町ランキングによると上のような結果に。
ここにランクインしている10駅の住み安さをついて比較していきましょう。
高円寺、東高円寺がトップ2
高円寺エリアは若者がたくさん住んでいる地域で家賃だけでなく物価も安く住みやすい街です。
高円寺はスーパーの激戦区で都内屈指の物価の安さを誇っているんです。
これは一人暮らしには嬉しいですね。
また、駅前から続く商店街は古くから続くお店と新しいお店が入り交じり昭和と平成の両方の雰囲気が感じられます。
この商店街で8月に開催される「東京高円寺阿波おどり」は熱気溢れる夏の一大イベントでたくさんの人が踊りに参加します。
ちなみに高円寺に近い東高円寺は東京メトロ丸の内線の駅で新宿へも近いので意外と狙い目です。
最初はJR高円寺駅近辺で賃貸物件を探していたのですが、私が出せる家賃だとなかなか見つかりませんでした。
ですが、東高円寺駅周辺を見てみたところ私の初任給でも払える、いい物件があったので引越しを決めました。
JR中野駅や高円寺駅まで歩いていくこともできますし、非常にいい場所だと思っています。”(20代・女性)
とにかく高円寺エリアはかなりの穴場といえます。
高円寺と同じくJR中央線の中野、阿佐ヶ谷駅はどうなんでしょう?
10位阿佐ヶ谷も高円寺に負けない住みやすさ
24時間営業のスーパー、飲食店が多い便利な駅で駅前に交番もあります。
JR阿佐ヶ谷から丸の内線南阿佐ヶ谷まで続く「パール商店街」は必要なものが何でも揃う大型商店街。
飲食店やスーパーはもちろん銀行やクリーニング店、洋服屋、本屋、八百屋などあると嬉しいお店が揃っています。
イベントに力を入れていて特に七夕まつりで商店街中に飾られる短冊が見物です。
また駅前にも大きなケヤキの木がありますが阿佐ヶ谷は周辺の駅と比べると自然が多く住宅街に入ると静かなんです。
駅前はにぎやかで住宅街は静かというバランスの取れた環境が良いですね。
7位中野は交通アクセスが一番の魅力
スーパーやデパートなどの大型商業施設も充実していて必要なものは何でも駅前で揃えられます。
JR中央線、総武線、東京メトロ丸の内線が通っていて通勤に便利。
快速が止まる駅なので主要駅のアクセスが抜群です。
中野は戦後に単身労働者向けの住まいを確保するため一人暮らし向けのアパートがたくさん作られました。
現在中野の単身者向けの物件の多くは当時のアパートを建て替えたものです。
単身者向けの物件数が多いので便利なわりに家賃が安いんですね。
中野区の人口密度は都内1、2を争うらしく駅前の混雑も激しいです。
駅前は酔っぱらいも多いし少し歩くと人混みは緩和されるものの逆に街灯が少ない道もあります。
気になる場合は事前に駅から物件までの夜道を歩いてみるといいかも知れません。
JRや東西線はアクセスが便利な分通勤ラッシュがすごいです。またラッシュ時の遅延も良くあるので注意
中野まで徒歩圏!4位の新井薬師前ってどんな駅?
新宿へは西武新宿線で10分程で行けるし途中高田馬場も通ります。
新井薬師前は近くにお寺があることもあり比較的自然が多く落ち着いた雰囲気です。
静かな住宅街と言った感じで広めの公園が多く休日などはゆったりした時間の流れを感じられる街です。
ちなみに西武新宿線の新宿駅とJR新宿駅とは離れているので高田馬場で乗り換えた方が楽です。
また「薬師あいロード商店街」という中野まで続く商店街を通って歩いて中野へも行けます。
JRや東西線も利用出来るので交通の便は意外と良いです。
勤務先が新宿である場合など条件によってはかなり穴場の駅と言えます。
アド街で紹介されたこともある駅です。
https://www.tv-tokyo.co.jp/travel/smp/adomachi/20170318.html
ただスーパーや飲食店はとりあえず揃ってはいますがあまり選択の幅はなく人によっては生活しにくいかも。
あと街灯が少ない道もあるので周辺のお店などの下見も兼ねて夜物件まで歩いてみると良いでしょう。
3位の北綾瀬は家賃が安いけどそれには理由が
実は家賃の安さが魅力の街でファミリー向けの物件も含めて全体的に家賃が安いです。
でもそれには理由が…
実は北綾瀬は千代田線の支線の駅で北綾瀬からどこへ向かうにもまず綾瀬駅を通らなければならないんです。
しかも本数が10分に1本くらいと少ない…そのうえ綾瀬駅での乗り換えは階段の乗り降りもあって地味に面倒です。
アクセスが不便!これが何と言っても一番の欠点です。
駅および駅周辺の環境はそれなりに住みやすいです。
北綾瀬駅は少し特徴的なので周辺環境をまとめると
- 首都高まで歩いて10分かからない
- 自然が多い
- 駅前には商業施設がなく徒歩数分圏内にお店が散らばっている
- 警察署があり治安は良い
- しょうぶ沼公園はしょうぶが咲く6月は観光客が訪れる名所
駅前に首都高へ続く環状七号線が通っていてガヤガヤしています。
でもうるさいのは駅前だけで少し離れるだけでたちまち静かな住宅街に入ります。
緑や公園が23区とは思えない程多く、特に駅南口の「しょうぶ沼公園」はインパクトがあります。
6月はしょうぶを見に来る観光客でにぎわうそうです。
飲食店、スーパー、コンビニなどのお店は揃っていますが駅前ではなく駅から歩いて数分のところにバラバラにあります。
一応必要なものは揃うけど少し面倒です。
北綾瀬に住むなら駅から家までの間にお店があるかどうかは気にした方が良いでしょう。
ただ少し自慢なのが治安が悪いイメージの綾瀬ですが北綾瀬に限っては治安が良いということ。
きっと綾瀬警察署があるからでしょう。
北綾瀬は治安と家賃に関しては軽く合格ラインを越えていると思います。
それでも「北綾瀬は家賃安いけど住むにはちょっとデメリットが大きい」という人にひとつ朗報です。
さっき「綾瀬に出ないとどこにも行けない」と言いましたが実はそれは過去の話。
実は2019年3月16日にめでたく千代田線との直通運転が開始されました。
つまり今は北綾瀬が千代田線の始発駅になっているんです。
綾瀬で乗り換えなくて良くなるので都心へのアクセスが一気に便利になりました。
後は2020年に向けて駅構内のエレベーターの設置をはじめ、タクシー乗り場の整備や横断歩道で環七を渡らなくても駅まで行けるよう連絡通路を作るなどの駅前の開発工事も進めていくとのことです。
利便性の向上により今後は家賃が上がっていく可能性はありますね。
5位の芦花公園ってどんな駅?
各駅のみが止まる京王線の駅で利用客は少なめ。
新宿まで19分と交通アクセスは良好です。
種類は少ないですがスーパーや薬局があり日常の買い物は何とかなります。
飲食店も駅前に少しあり、最近利用客が減っていますが定食屋などがある商店街もあります。
環八沿いにも少し歩くとマックやファミレスがあります。
ただ駅を離れるとなおのことお店が無くなるので住む場所によっては不便かも。
大きな屋敷や豪邸、老人ホームもあるのでむしろ高齢者向けの街として知られています。
坂も少なく歩きやすいし病院も多いので高齢者には暮らしやすい環境です。
全体的に治安は良く駅の南側は落ち着いた雰囲気で静かに生活できます。
京王線の快速停車駅などと比べると田舎感は強く若者には少し寂しいかも知れません。
「職場が都会のど真ん中だから家は田舎過ぎるくらいでも平気」なんて人なら大丈夫かも
6位の本蓮沼は田舎過ぎず都会過ぎずでちょうど良い環境
都営三田線線で大手町や日比谷などオフィス街へ行けるし、東京の地下鉄網を駆使して都心のいろんな駅へアクセス出来ます。
幹線道路から外れると静かな住宅街が広がり一人暮らしにもファミリーにも暮らしやすい街です。
チェーン店もありますが個人経営のお惣菜屋が多く懐かしいおふくろの味が安く楽しめるのが嬉しいポイントですね。
物価も安く一人暮らしに優しいので住んでいる人の評価は上々です。
駅から徒歩15分程のところに国立西ケ丘サッカー場がありサッカー観戦が楽しめるのサッカー好きにはおすすめ!
高校サッカーはもちろん将来の日本代表が期待される若手選手のプレーも見ることが出来ちゃうんです。
8位の地下鉄成増駅は飲食店や商業施設が多く家賃が安い穴場
モスバーガーの1号店がある駅でファーストフードをはじめとしたチェーン店が揃っています。
スーパーやデパートも充実しているので買い物に便利な街です。
駅前にある大きめの図書館は本好きはもちろんそうでなくてもふらっと立ち寄れる施設として重宝します。
図書館の他にも徒歩20分くらいで板橋区立美術館や郷土資料館がある赤山城跡公園があって休日の散策も楽しめますよ。
図書館や美術館がある駅って何だか知的な感じがありますよね。
9位の椎名町は池袋まで徒歩圏
池袋まで歩いて行ける立地の良さが最大の魅力です。
池袋から一駅と近いのに静かな住宅街で治安も良く下町の雰囲気が感じられる商店街があります。
食料品などの物価は安いので一人暮らしにおすすめの街です。
駅周辺にもスーパーをはじめ日用品を買うお店が揃っていますし、ちょっと歩けば池袋でも買い物出来ちゃいます。
ただ細い道が多く街灯が少ないので中には夜道が薄暗い場所もあります。
でも池袋まで歩けちゃうのは魅力デカイですね!
まとめ
今回の家賃ランキングはこのような結果でしたがけっこう接戦だったので順位が変動していく可能性はあります。
でも意外にも都心に近い駅が家賃が安かったりするんですね。
住む地域によってその街の個性があるので自分にとって住みやすい環境が整っている地域を選ぶことも大切です。
「東京って駅が多過ぎて住む地域が絞り込めない」という人はTokyoDiveというサービスを利用するのもおすすめ!
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ただ仕事もTokyoDive経由で応募しないと住居探しのみでは利用が出来ないので注意。
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都内には個性的な駅がたくさんあります。
その中から自分の希望に合った物件見つかると良いですね。
違う視点から穴場を紹介した記事もありますので良かったら読んでみてください!