“ブラック企業”
近年では、この言葉が当たり前のように飛び交ってますが、転職を決め職探しの際にはまず、気になっている企業が”ブラックか””ブラックではないか“をざっと判断し本格的にその企業について調べ、希望や期待を膨らませてエントリーしますよね。
ところが、調べたつくしたつもりでも、いざ入社してみてブラックでした(泣)なんて事も少なくはないようです。
入社するために頑張ってきたのに…
これまでの労力と時間を返してほしい…
なんて思いながら働くのはもったいないです。
調べつくしたけど特徴が分からなかった、
求人票でも見抜けなかった(泣)なんてことになったとしても大丈夫です!!
面接で特徴を捉えて見分けてしまえばまだ間に合います!!
今回は最終関門の面接での見分け方を伝授します!!
目次
面接でわかる4つの特徴
面接は、実は特徴を捉えられる項目がたくさんあるんです!!
緊張で自分がするべき事でいっぱいいっぱいになってしまうかもしれませんが、覆面調査員になった気持ちで、落ち着いて確実にチェックしていきましょう!!
1.面接官の様子をチェック!
- 1人の応募者に対してたくさんの面接官が居る
- 態度が悪い、または無気力
- 身だしなみがだらしない
- ちゃんと話を聞いてくれない
- ずっとパソコンで業務をしている
- 一次面接から最終面接まで社長が対応
たとえ入社に至らなかった場合でも、今後自社の顧客となり何かしら取引などによって関わる事があるかもしれないので、誠意をもって対応するのが常識!!
また、面接日程が決まってるのにも関わらず、仕事を調整できていない印象で、余裕が感じられない場合は、かなりの量の仕事を押し付けられている可能性もあります。
一次面接から最終面接までの全ての面接をトップ(社長など)が対応しているといった場合も、人事部がきちんと機能していないという可能性大です。
2.面接での質疑応答
- 求人票で掲示している情報とは全く違う業務内容を話している
- 具体的な説明がない
- 業務内容および実績、待遇や離職率の質問に答えたがらない
- 失礼な質問をしてくる
- プライベートの話や、雑談で終わる
人柄や能力など、総合的にみて判断し、それなりの時間をかけるものが一般的。
具体的な質問がない場合や、終始雑談で簡単に短時間で終わる場合は、「誰でもいいから早く入ってほしい」と安易な選考を行っていそうですね!!
国籍や、性別などに関して差別的な質問や発言をしてくる場合も注意!社員の教育がきちんと出来てない場合があります!
3.社内見学
社内見学を設定していない企業でも、面接会場までの社内の様子を見るだけでもチェック出来る箇所はたくさんあります!!
例えば…
- 社内が汚い、雑然としている
- 共有部分(受付、トイレ)が汚い
- 分煙がされていない
- 不衛生
- 洗脳チックな張り紙がされている
ブラックだろうがなかろうが、汚い・不衛生がとにかく嫌いな筆者です(笑)
特にトイレや水回りが汚くて異臭までするような所は耐えられません!!本当に無理(泣)!!!!
話がそれてしまいましたが、社外の人にも見られる場所が汚いという事は、部外者にどう思われるかという事に全くどうでもいい証拠ですね。
「覚悟」「責任」といった、効率的には求めていない言葉の張り紙があちこちに張ってある場合や、よくわからない洗脳的でなおかつ精神的を鍛えろ的な言葉をズラズラ並べた張り紙がある場合も、単純に作業量を重視した傾向で、社員のマネジメント体制が整っていない可能性も感じられるね!
4.社員の様子
- 身だしなみがきちんと出来ていない(汚い)
- すれ違った際に挨拶がない、高圧的に通りすぎていく
- 全体の雰囲気がどんよりしている、またはピリピリとしている
- 自席で寝ている人が多い
- 私語がまったくない
- 常に何かに怯えている印象
- 怒号や掛け声が飛び交っている
3日も4日も洗ってないのでは?といったような極端に汚い印象の社員を多数感じられたら、かなりの残業をしいられている可能性があります!!
何かに怯えていたり、怒号が聞こえてくるような場合も、何かとてつもない圧を感じられますね…ブラック臭が駄々漏れです!!
面接後でも見抜ける!!こんな傾向にも注意!
ブラック企業か否か!?それは置いといて、とりあえず面接お疲れ様でございました!!!!
実は面接が終わってからも、チェックできる項目はあるんです!!
- 短期間の面接で内定を出す、もしくは遅い
- 電話対応の印象が暗い、怖い、無愛想
- 返信が遅い
- メール文章が不自然
- 内定承諾の返事を異様に急かされる
電話対応、メール対応など、外部に誠意ある対応が出来ない場合は、相手への言葉遣いや配慮に気を配る事の重要性が意識されていないと考えられ、会社が社員への教育や処遇もきちんとされていないと考える事ができますね!!
内定までの期間が異様に早かった場合も、上記にもあげましたが誰でもいいから採用したいといういい加減な選考である可能性も高いです。
内定承諾を急かされるのも当てはまる可能性大です。
予感的中!!確定したら、辞退しよう!!
上記であげたチェックリストをもとに、もうこれは完全にブラック企業にあてはまるな!と判断した場合は、1秒でも早く辞退しましょう!
断ったら怖いかな…
脅されたらどうしよう…
断るのが申し訳ない…
などといった不安や色々な思いも出て来てしまいますが、そういった気持ちに負けないで、しっかりと自分を輝かしい未来へと導いてください!!
辞退する権利も、もちろん内定承諾する権利もあなたにあります!!
我慢して本当に働いていけるのか?働いていくべきなのか?答えは、自分の中で完結出来てるハズです。
辞退の返事を出す際は、電話が一番適切です。
メールだと、誠意を示されてない印象をうけてしまう可能性もありますし、出向くとなると、向こうに時間を作ってもらうことになってしまうため、自分の言葉でしっかりと辞退する旨を電話で伝えましょう。
辞退の理由は、言える範囲で正直に伝えるのがベストです。そして失礼のない内容で伝えましょう。ブラック企業とはいえ、自分の面接の為に日程を調整してくれ時間を割いてくれた事は事実です。
「ブラック企業で不当な扱いを受けたくない」
と、本当の理由を伝える人は居ないかと思いますが、
今後いずれな形にせよ、その企業と関わっていくこともあるかもしれません。社会人として誠意ある対応がマストです。
また、後日あらためてお詫び状を送っておくと、より良いでしょう。
まとめ
今回は面接で見受けられる特徴についてお送りしました。
実は、ブラック企業の定義というものはないのです。
しかし、特徴を捉えて把握していれば、不安な気持ちやそれらに費やす労力、身体的・精神的屈辱や疲労も事前に防げますね!!
「人を見たら泥棒と思え」
ということわざがあります。
~他人を軽々しく信用せず、相手が泥棒だと疑ってかかるくらいまずは用心してかかれということ。甘い言葉で近づく人は、何かあると思え。
火を見れば火事と思えも同じ意味で、何事につけても警戒すべきということ~
ちょっと大げさではないか?とお思いでしょう。
全ての事全ての人に対してそう思うべきということではありません。
少しでも変だな…違和感があるな…と感じたら、自分の直感を信じ自分を強くし、冷静に善か否か見極められる能力を積んでいくことも大切です。
筆者は、このことわざは常に持ち歩いて生活してます!
「完全に大丈夫な所だ!」と思ったら話は別ですが、異様に好条件だったり、甘い言葉を並べられたら少なからず疑う心を持ち合わせても良いと思います。
人生一度きりですから、仕事ももちろんプライベートも何事も楽しく素敵に過ごしていきたいものですね!!