30代になると仕事でうけるストレスって
20代の頃と違うなーと思うことないですか?
30代になるとサンドイッチ症候群なんて言葉もでてくるくらい
20代のときよりストレスを受ける環境や周囲の変化がかなり変わってきます。
それでは30代ではどのようなストレスを感じるのでしょうか?
ストレスを受け続けてしまうとどのようなことになってしまうのでしょう?
一つずつ見ていきましょう。
目次
サンドイッチ症候群
一般的に30代になると最も働き盛りで
仕事では役職がついたり、仕事量も最も多くなる年代ですよね?
業務量や仕事の相性など様々な要因がありますが、1番は人間関係です。
自分勝手なことをする後輩
半ば諦めている先輩や上司の間
家庭の事情や子育て
会社にいても、安らげるはずの家に帰っても
常にストレスを感じてしまう…
上司と部下の板挟み
会社と家庭の板挟み
などを要因として生じるストレス症候群です。
中間管理職などに生じやすく
まさに30代ドンピシャのストレス症候群ですね。
慢性的疲労感、抑うつ症状、めまい、不眠
いいことないですね。
ストレスなので当たり前ですが。
うつ病
うつ病もストレスが原因の病気ですね。
うつ病にも「従来型うつ」と「現代型うつ」の
2種類があります。
従来型うつの特徴(メランコリー親和型・執着気質型)
- 真面目で几帳面な性格
- 周囲にうつ病であることを隠す
- ロジカル好き、白黒つけたがる
- 手抜きが下手
- 場面にかかわらずうつ状態
- 自分を責める
- 残業をいとわない
- 有給休暇を大量に余らせる
などがあります。次に
現代型うつの特徴(自己愛、依存型)
- 自尊心が強く、傷つきやすい
- 自分がうつだと公言する
- 週末には好きなことができる
- 仕事の時だけうつになる
- ソーシャルネット社会にハマる
- ネット経由の知識、認識
- 他罰的で環境に不満がある
- 上司、同僚の残業は気にしない
- 有給休暇は使い切る
などがあります。
従来型うつと現代型うつでは、特徴がことなり
従来型うつのほうが重症化しやすく、抜け出しにくくなってしまいます。
真面目な人ほど陥ってしまうなんて嫌ですね。
不安障害
これもストレスからくる代表的な病気です。
全般性不安障害と社会性不安障害が存在し
どちらも誰もが持つ不安をはるかに超え
日常生活に支障をきたしてしまうようになります。
全般性不安障害
特定の状況に限定されない、理由の定まらない不安や心配
が長時間続いてしまう病気。
- 頭痛
- めまい
- 全身に脈拍を感じる
- 便秘
- 下痢
- 頻尿
- 些細なことが気になる
- 取り越し苦労が多い
- 根気がなく疲れやすい
- 集中力がない
- 悲観的
- 人に会うのが煩わしい
この障害は男性に比べ女性の方が
1,5〜2倍ほど多いといわれています。
社会不安障害
大勢の人の前で話をしたり、歌ったり人の前で意見を言う
知らない人と話をするなどの状況になった時に、
人よりも強く不安を感じてしまい毎日の仕事や生活に支障を
きたしてしまう障害です。
- 手足が震える
- 息が苦しくなる
- 大量の汗をかく
- 声が出なくなる
- 頻繁にトイレに行きたくなる
- 顔が赤くなる
といった症状があります。
「自分は内気な性格だから」
「性格だから病院に行っても仕方がない」
と思い込んでしまっている方が多いですが病院に行けばちゃんとした
治療を受けられます。
転職したいが面倒
こんな病気を患ってしまう前に転職してしまいたいですよね?
誰しもがそう思うと思います。
でも30代でしかも普段の業務をこなしながら
転職活動ってかなり面倒です。
それにストレスを感じる原因のほとんどが
人間関係によるものなので、転職して
会社を変えてもそれだけで解決するとは思えません。
新しい会社の雰囲気に慣れて
仕事も覚え直して…
これもかなりのストレスですよね。
しかし、どうにか現状を変えたいのも事実。
なので転職をするまえに上司と話し合いをして
部署異動など現在の会社でできることからやっていきましょう。
部署異動であれば仕事を止めることなくできますし
同じ会社内なのである程度は融通もきくかと思います。
転職と違って煩わしさもなくなるのではないでしょうか?
まとめ
ストレスによって引き起こされる病気
- うつ病
- 不安障害
- サンドイッチ症候群
精神的に追い込まれてしまうと
けしていい結果にはなりません。
ただでさえストレスの強い環境にて
その上転職活動となると更なるストレスとなってしまう可能性が高い
病気を患ってしまうまえに部署異動など現在の
状況を変えられることを行いましょう。
心や体を潰してしまっては仕事を
続けることも困難となってしまいます。
一つずつ問題を解決していけば、
良い結果が出ると思うので頑張りましょう!