新卒で入社して1年目!
やる気と気合いに満ち溢れてる年ですね!
ですが、入社1年目で早くも辞めたいと思ってしまっている方も多いのでは?
昔から、よく言われているのが「最低3年は同じ会社で我慢する」と言われていますよね。
1年目で辞めるなんて親にも言い難いことですし、世間的にも部が悪く思えてしまう…
果たして1年目での退職は不利になりえるのでしょうか?一緒に1つ1つ見て行きましょう!
目次
1年目での退職は不利?
結論としては、不利でもないですし甘えでもないです。
なぜ、1年も経たず仕事を辞めてはいけないのでしょう?
確かに「面倒だから」や「なんとなく」などの理由で辞めグセがつくのはよくないですが、辞めるべき理由があって辞めるなら年数は関係ないです。
むしろ転職するなら若いうちに転職したほうが100%有利に働きます!
よく耳にするのが「同じ企業で3年は我慢」と言いますが
- 人間関係
- 劣悪な労働環境
- 報酬未払い(残業代が出ない)
などの理由であれば3年も我慢する必要ないです!時間の無駄です!
石の上にも3年ということわざもありますがただ3年いるだけならとっとと転職するべきですよ。
意味がないです。
あなたの貴重な時間と心を擦り減らしてその企業にいる意味はなんでしょうか?
現場の仕事が好きで好きで仕方がない!であればとことん今の会社でやってもいいとは思いますが…
離職率とは
そもそも離職率とは「当該期間に離職した人÷当該期間の在籍者の人数×100」となっています。
今回は新卒1年目ですので該当期間は1年、となりこれは該当期間の在籍人数で割って×100をすればいいということになりますね。
年(平成) | 離職率 |
平成25年 | 15.6% |
平成26年 | 15.5% |
平成27年 | 15.0% |
平成28年 | 15.0% |
上記の表は厚生労働省が発表している「雇用動向調査」で発表されているものです。
平成25年から平成28年までは多少の変化はあるものの15%前半あたりを推移してますね。
入社1年目での退職理由
先ほども書きました通り、入社1年目で退職する場合の退職理由としては
- 人間関係
- 残業代が出ない
- 劣悪な労働環境
- ノルマが厳しい
などではないでしょうか?どれもポジティブな理由ではないですよね。
入社1年目だと所属している部署の流れがやっと見えてきて自由に動き出せるかどうかの時期ですのでスキルアップなど前向きな転職理由にはなかなかならないです。
全体的な流れを把握して仕事の本質が見えてき始めるのが3年目ぐらいになりますので同じ企業に3年というのはそういう理由もあります。
が、無駄な3年を過ごす必要はありません!
正社員である必要性
とりあえずの3年
その時代は終わっています。
日本は現状、正社員であることが正義とされ個人事業主は立場が非常に弱いのが現実であり、銀行でお金を借りるのも、クレジットカードを作るのも個人事業主には厳しい世の中です。
しかし、終身雇用が破綻してる今正社員の必要性ってなんでしょうか?
年金や社会保険でしょうか?それなら公務員になればいいんです。
民間の企業で正社員である必要性…旨味が現状の日本では少なすぎるのも事実です。
終身雇用
同一企業で業績悪化による企業倒産が発生しないかぎり定年まで雇用され続けるという、日本の正社員雇用においての慣行である。長期雇用慣行(ちょうきこようかんこう)ともいう。
Wikipedia参照
これは経済と会社の利益が右肩上がりであることが前提とされたものです。
バブルが崩壊した時点で崩壊し、1996年に施行された労働者派遣法が終身雇用の破綻に拍車をかけています。
派遣を通じて知識と技術を得るのも得策
会社を辞めようとしているのなら自分が好きなものを探すチャンスなんです!
やりたいことが見つかったのなら派遣でもいいのでその世界に潜り込みましょう!
会社でノウハウ学び経験を積んで独立するのもアリだと思います!
先ほど、日本は個人事業主に厳しいと言いましたが、個人事業主に厳しいのなら会社にしてしまえばいいだけの話です。人を雇う雇わないは会社にしてから考えたらいいのではないでしょうか?
会社にしたからといって必ずしも雇用する必要はないですから。
まとめ
- 1年目での退職は甘えではない
- 正社員である必要性を考えてみよう
- 会社を退職するときは好きなことを探せるチャンス!
- 派遣制度を利用してノウハウや経験を積むのも得策!
以上のことから1年目で辞めるのは甘えでもなんでもないんです。
ただその会社があなたに合わなかったというだけの話です。
若さは武器です!そして、今は会社を利用する時代でもあります。
人がいないと嘆いている企業は企業努力が足りていないだけですから、努力できる企業が今後生き残っていくでしょうし、そういう会社には自ずと人が集まります。
もちろんいい会社に転職し、正社員でやっていくのも一つの道です。
どちらにしても一歩踏み出しましょう。