社会人としてもだいぶ慣れて落ち着いてきた20代後半、
ただただ当たり前のように毎日仕事をしているけれど、これで良いのかな?と漠然と思う事、ありますよね!
今の仕事に不満に思ったり、不満がなくても何か探そうと思ったり、辞めたくなったり、新しい所にチャレンジしてみたい!と思ってみたり、
色々な理由で「転職を考えようかなぁ」なんて思いついたものの、
やりたいことも何をしたらいいのかも見つからず解らずに、ただ考えているだけになってしまう…
早く行動に移さなきゃいけないのに…
周りはどんどんレベルアップしてて、自分だけ成長出来てないんじゃないか…と、
不安になってしまいますよね。
そんな不安な気持ちになって、自分を追い詰めないでください!!
大丈夫。全然焦ることなんてないのですよ(*^^*)
リラックスしてしっかり自分と向き合って、絶対自分の為になる転職を一緒に考えていきましょう!!
この記事を読めば、自分が何をしたいのか明確になるはずです!
目次
「WHY?」と「HOW I?」の2段活用術!!
まずは自分探しから始めていきましょう!!
自分が今どこにいて、何の壁にぶちあっているのかの再認識と、これから取り組むべき事をどれだけ明確化できるかによって見えかたが大きく変わってきます。
その際に、是非取り入れてほしいのがこの「WHY?」と「HOW I?」です。
いきなり何を言ってるのよ…って感じで、ちんぷんかんぷんですよね。
例を使って取り入れかたをご説明しますね。
1.「WHY?」の使い方
まずは、「WHY?」の取り入れ方を簡単な例えで導入してみましょう。
自分の好きなものをひとつあげてみてください。食べ物でも、場所でも、人でも何でも大丈夫です。
筆者は猫が好きなので、「猫が好き」を例にします。
もうなんとなくお分かりでしょか?
「WHY?」ですから、「なぜ猫が好きなのか?」ということですね。
「かわいいから」が単純な一般的な回答になるかと思いますが、ここからさらに好きな理由を掘り下げていきます。少しやってみますね。
なぜかわいいと思うのか?
↓
- まん丸切れ長なお目めで、小さいお鼻だけどしっかりツンとして小さいお口で、全体的に整ってて私好みの顔だから
- 可愛い鳴き声とツンデレ感の組み合わせがたまらない(笑)
- かと言って、飼い主には思いっきり甘えてくるところもたまらない(笑)
- キレイ好きなところ
これ以上書くとコイツ変態か?と思われそうなのでそろそろやめておきますが(本当はもっと書きたい)、こうして書いてみると、好きなものにもたくさんの理由があるということが目で見て再確認できますよね!!
それと同じように、物事にもたくさんの理由がありますが、漠然と頭で考えてしまうと結局答えが「分からない」で着地してしまうのです。
何故、悩んでいるのか?
何故、転職をしたいのか?
何故、どうしたらいいのか分からないのか?
「何故」をさらに「WHY?」化していき、深く追及していきます。そうすると、自然と課題が見えてくるのです。メモ書きなどに今悩んでいる事を上記のように書いてみて、これでもかっ!!ってくらいどんどん掘り下げていってみましょう。
「どうしたらいいのか分からない」も、どうしてそうなってしまっているのか理由がたくさん出てきて、再認識できます。
2.「HWO I?」の使い方
「WHY?」を使えるようになったら、次は同様に「HWO I?」=「どうしたら?」の使い方です。
今回も、簡単な例えでまずは考えていってみましょう!!
筆者もよく思う「お金が貯まる方法」を例題として、「HWO I?」なので「どうしたらお金が貯まるか?」ですね。
「無駄遣いをしない」が一般的なざっくりとした回答ですが、また細かく掘り下げていきましょう。
- 1日寝る前に財布に入ってるお金(100円未満の全ての小銭)を貯金箱に入れる
- コンビニは使わず、スーパーでお茶などをまとめ買いする
- 必要なものだけを購入するために、あらかじめメモ書きしておく=不必要なものは買わない
- 給料日になったら、先月の余ったお金は全て貯金し繰越さない etc…
このように、どんなに小さな事でも思い付いた事を全て書きます。
読んで頂いて分かるように、さっきと同様書けば書くほど課題って出てくるものです。あとはどれだけ取り組めるかによって、着地点が変わってきます。
この「どうしたら?」の深堀は、今後の仕事でも普段の生活でも大いに役立ちます。
「何故?」も一緒に組み合わせると、物事の要因、着地点はどこなのか?の明確化がしやすく、スムーズに取り組む事が出来ますので、是非この2段活用を使うクセを身につけてくださいね!!
何がしたいかじゃない!!どんなスキルを磨きたいかに着目!!
次に、着目観点のお話です。
転職を考える際に、まず一番に思うのが「自分がなにをやりたいか」ですよね。
例えば、今まで接客業に就いていて、楽しく接客が出来てたから次も接客やりたいな~とか、
今まで営業に就いてたけど、思ったよりも大変で辛かったから、データチェックメインの事務がやりたいな~などなど、
どんな仕事に就きたいかじっくり考え、ある程度やりたいことが絞れてきたら、次は企業を探すといった手順で進めていきますよね。
できれば一生働ける企業に就きたいと誰もが思うものです。給料もそこそこ良くてこの先ずっと安心して働ける会社探して慎重になりがちですが、
時と共に、社会は変わっていきます。その時に一生働けるのではないか?と思っていても、今後その会社・企業にいつ何が起こるのか誰にも分からないものです。
また、部署の異動や出向などで、始めにここで働きたい!!と思っていたのとは違う業務を任される事があるかもしれません。
思い描いてた転職とは程遠くなってしまった…なんて思わない為の鉄則!!
会社で選ぶのではなく、まずは自分が磨きたいスキルを考える事です。
自分は今後、どの分野で成長していきたいのか、または新しくチャレンジしたいのか?という所に着目し、それに合わせて企業を選ぶ事が適切です。
これは、そもそも最初の「目標」=出発地点が違うのです。
「この会社に転職したい!!」が出発地点だと、例えその会社に入る事が出来たとして、転職成功となったわけですから、その時点で8割はゴールになります。
ところが、「このスキルを磨きたい!!」が出発地点だと、「スキルを磨く為にこの会社に転職したい」という事になりますので、例えばその会社に入社することが出来てもその時点でまだゴールではありませんよね。
つまり、「この会社に転職する」ということは、「スキルを磨く」為の通過点に過ぎないのです。
このように、出発地点を変えるだけで、転職した先の未来にも目標を持って行き維持し続ける事が出来、なおかつ学ぼうという姿勢や、働き方の質もはるかに違ってくるので、是非取り入れてください。
自分の得意なもの、今までの仕事の中でやりがいを感じられたもの、上司や先輩に誉められたものなどから、磨きたいスキルを導いても良いと思いますし、
新しく始めたいもの、苦手なものを克服したいなど、「チャレンジしたい!!」といった磨きたいスキルを導いても良いと思います。
スキルを磨くということは、努力するということです。努力を惜しまず続けている人は、自分の年齢と共に仕事の内容・給料もどんどん比例していくものだと思います。
「やりたい事・入りたい会社」ではなく、「どんなスキルを磨きたいのか、そのスキルをどの企業で磨いていきたいか」という事に着目し、前章でご説明した「WHY?・HOW I?」も取り入れて深掘りしていきましょう。
目標が見えてきたらだいたい1年後に転職しよう!!
えっ?なんで?とお思いですよね。
もうしっかり目標も定まって来たし、今にでも飛び出したいよ!!って気分でしょう。
しかし、目標がある程度見えてきて、転職先の目星もだいたいついたとしても、すぐに飛び込むのはやめましょう。
その理由をいくつかご説明します。
1.ちょっとでも無気力な時は良い結果になりにくい
例え目標も定まり転職したい企業も決まってきたとはいえ、それまではやりたい事もわからずにただ転職を漠然と考えながら、なんとなく当たり前に現職で働いていたわけですから、まだ脳があまり良い動きはしていないのです。
今の仕事がつまらない・めんどくさい・いやだ、などの思考を抱いたまますぐに転職に踏み切り面接に挑んでも、自分では気付かない「負」の感情や「負」の思考が残ってしまっていると、全く見せまいと思っていても面接での発言や態度や顔にも現れてしまうものなのです。
とても意欲がありギラギラして、この人は弊社で活躍してくれそうだ!!という印象の人を採用したいと思うのはどこの会社でも同じです。
企業の規模にもよりますが、面接官はある種の人を見るプロです。自分では出さないように注意していても、ちょっとの動作や発言で簡単にジャッジされてしまいます。
本当は真面目で活躍も期待できる人なのに、そんな所で残念な結果になってしまうのはもったいないです。
ここだ!!というタイミングが必ずあるので、少し立ち止まってみましょうね。
2.現職で自分でノルマを課し、達成したら動きだそう!!
そこで!!脳を活性化させる方法の1つが、
自分で自分のノルマを作ることです。
例えば、
- 売り上げを○○円以上に到達する
- 今まで取り組んでる事に対して、さらに質を高める
- 積極的にプレゼンをし、自分を認めてもらう
- プロジェクトを成功させる
といったように、なんでも良いです。
できれば短期間で簡単すぎるものではなく、約1年あれば到達できるような事をノルマにしましょう。半年くらいの期間でも良いです。
今自分が取り組んでいる業務内容にプラスでノルマを課して、達成に向けて取り組むのです。
このノルマの題材を選ぶ時やノルマをクリアする過程にも、前章でご説明した「WHY?・HOW I?」を取り入れて、どんどん掘って掘って掘りまくっていきましょう!!
漠然とした目標よりも、より詳細化した目標の方が進行速度や業務内容の質が断然UPします。
そして、この自分で課したノルマが達成した時こそ、転職に向けて動き出す絶好のチャンスです。
この時の脳は、ノルマに向けて全力で取り組み、達成感・充実感を得て完全に「仕事high」になっています!!(笑)
達成したことで自信も沸き上がり、どんな事でもやれるぞ!!という意欲でいっぱいになり、脳も活発に動いている時です。
ちょっとでも無気力だったり、何も考えずにただただ仕事をこなしている時自分と、
自分にノルマを課し、達成させた時の脳の動き方はもちろんのこと、顔色や表情もみて分かるくらい全然違うものなのです。
ノルマを達成させる事は、本気で挑めばそこそこ疲労もつきものですが、この時を逃さずに、面接に挑んで面接官の心を鷲掴みにし、確実に転職を成功させましょう!!
ちょっと余裕があれば、資格も取得しよう!!
ひとつ前の章でご説明した、ノルマを課する期間に少し余裕があるようでしたら、転職で活用できそうな資格を取得もしてみましょう。
資格って本当に色々あります。業界ならではの資格や、全業界に共通して活用できる資格など様々です。
また、資格を取得していれば履歴書に書く事が出来るので、面接の際に資格の欄が空白になるよりかは断然有利ですよね。
例えば…
- 営業系で活用できる資格
営業士検定(初級・上級・マスター) |
※初級・上級・マスターの3種類が設けられており、試験に合格すると営業士として認定されます。 |
営業力強化検定 |
※株式会社サーティファイが実施するオンライン検定で、1000円の受験料で、WEB上で気軽に受験できます。営業に必要な知識をためすことができます。 |
TOEIC |
※英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。 |
などなど…
- 事務系で活用できる資格
MOS |
※Microsoft Office製品の操作スキルを証明できる国際資格です。 |
文書情報管理士 |
※主にオフィスで取り扱う書類、資料、図面などの紙文書をスキャナ保存したり、大量の書類を効率よく安全に長期保管するためのマイクロフィルムを活用するための技術と関連する法律、規格などの知識を検定する資格です。 |
日商PC |
※日商PC日本商工会議所及び各地商工会議所が実施する、企業実務に携わる人材を対象としたIT利活用技能の検定試験です。 |
などなど…
- 飲食系なら…
調理師免許 |
※調理師法により定められた国家資格で、「調理師」という名称を用いて、調理に関わる業務を行うことが許される唯一の資格(名称独占資格)です。 |
製菓衛生師 |
※製菓衛生師試験に合格した後、都道府県にある製菓衛生師名簿に登録された者。なお製菓衛生師試験は製菓衛生師法第4条第1項の規定に基づき、都道府県知事が行います。 |
栄養士・管理栄養士 |
※管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格で、病気を患っている方や高齢で食事がとりづらくなっている方、健康な方一人ひとりに合わせて専門的な知識と技術を持って栄養指導や給食管理、栄養管理を行います。一方、栄養士は都道府県知事の免許を受けた資格で、主に健康な方を対象にして栄養指導や給食の運営を行います。 |
その他にも…
- 医療系
医療事務管理士(R) |
※医療事務スタッフとして必要な、受付、治療費の計算、診療報酬明細書作成、カルテ管理などを行うスキルを認定する資格です。 |
- 服飾系
色彩検定 |
※公益社団法人色彩検定協会が実施する色に関する知識や技能を問う試験です。 |
などなど…
難関なものや比較的に取得しやすいもの、意外に知られていないものやオーソドックスのもまで、ま~だまだ!!たっくさんあります。
今回は資格の名称だけざっとご紹介しましたが、気になるものや、取得したい!!と思う資格があったら、是非勉強し取得して、転職先でも活かしてください!!
まとめ
とても簡単に言うと、
「何をしたら良いのか分からない」というのは、
「どのように考えていけば良いのか分からない」からです。
その分からないを解凍するには…
①「WHY?」と「HOW I?」を取り入れ自分を見つめ直し具体的化にするし具体的化にする
ある程度、自分が見えてきたら、
②どんなスキルを磨きたいかに着目しながら、自分のやりたい事を見出だす
どんなスキルを磨き、スキルアップしていきたいのか定まってきたら、
③転職はもう少し先に!!その間に自分にノルマを課し達成させる
大事な事なのでもう一度言いますが、ノルマが達成出来たときこそ絶好のチャンスです!!
普段の時の「脳の動き」と達成時の「脳の動き」は明らかに違います!!
④余裕があれば資格を取ろう
無駄になる資格なんてこの世には存在しないと筆者は思います。例え活用する場がなかったとしても、一人の人間としての経験値は確実にアップしますよね。
年齢に遅いも早いもありません。
「じゃあいつからでもいいんだなぁ~」といって先延ばしにするのは、勿体ないものです。
今年を、今月を、今週を、今この時間をどう使おうとあなたの自由です。無駄に過ごし後悔するのか、努力して有意義な未来を過ごすのか、今の時間の使い方によってこの先の時間が大きく変わって来ることも事実です。
どんなに時間がかかってでも自分を自分で見つけ出せた時こそがチャンスです!!
焦らず慌てず、ゆっくり自分自身と見つめあって、今後の人生の為にもなりスキルアップできる素敵な転職を掴みとりましょうね!!!
ちなみに僕も猫好きです(笑)