もし面接で「弱み・短所を教えてください」と聞かれたら、あなたは何て答えますか?
正直に自分の短所を言う?
それとも、「ありません」なんて言っちゃう?
実はこの質問は、面接時によく聞かれる内容。
つまり、対策しておくべき質問なんです!
そこで今回は面接対策として、弱み・短所を聞かれたときの答え方を、例文付きで徹底解説していきたいと思います。
目次
何で面接官は、弱み・短所を聞くの?
面接官は、純粋にあなたの短所が知りたいんじゃないんです。
面接官が知りたいのは、
- きちんと自己分析ができているか
- 職種や会社の雰囲気に合っているか
この2点です。
弱み・短所の答え方5つのポイント
質問の意図を理解した上で、短所を答えるときには5つのポイントがあります。
1.短所だけを答えない
短所を聞かれて、「○○です」チャンチャン♪
ってこれだけで終わってはいけません!!
自分の短所にどう向き合っているか、改善するためにどう取り組んでいるかを伝えることが大切です。
2.1つにしぼる
短所をいくつも言う必要はありません。
基本的には1つだけで十分です。
1つについてしっかりと答えることが大切です。
3.仕事に関係ないことを言わない
答える短所は、少なからず仕事に関係のある内容にしましょう。
例えば、「ご飯を食べるのが遅い」「歩くのが遅い」など、仕事をするうえで全く関係ない短所を言うと、聞いた側も、「え、それで?」ってなっちゃいますよね(^-^;
このような答え方だと、面接官に「質問の意図を分かっていない」「コミュニケーション能力がない」と思われてしまいます。
4.非常にマイナスになるような短所は、あえて言う必要はない
面接では、本当のことを言わないと、根掘り葉掘り聞かれたときに困ってしまいますよね。
でも、あまりにもネガティブな情報は与えない方が懸命です。
例えば、「ルールを守れない」「嘘をついてしまう」など、仕事をしていくうえで非常にマイナスになる短所は言うべきではありません。
採用する側としては、リスクのある人は採りたくないのが本音です。
でも、さすがに面接で短所を聞かれたときには、「時間にルーズなところです」なんて答えたことはありません。
5.「弱み・短所はありません」は絶対NG!
短所なんてない方がポイントが高いんじゃ・・・?
そう思っているあなた!
残念ながら、それは間違いです。
短所のない完璧な人間なんて存在しませんよね。
短所がないと答えると、面接官に「自己分析が十分にできていない」と思われてしまいます。
短所の答え方~例文~
よくある短所の例文を紹介します。
答え方の参考にしてみてください(^^)
- 優柔不断
優柔不断なところです。
優先すべき基準を見極めて、一貫性のある対応ができるよう心がけています。
また、決断までに時間を掛け過ぎないように、「○分までに結論を出す」と決めるようにしています。 - 流されやすい
わたしの短所は周りの人に流されやすいところです。
しかし、何でもすぐに同意するのではなく、自分が譲れないポイントをしっかりと考えて、きちんと意見を言うことを普段から心がけるようにしています。 - 神経質
神経質すぎると周りから言われることがあります。
細かいことばかりに気を取られず、全体を考えて行動するように気をつけています。 - 飽きっぽい
すぐに新しいことに興味が湧いてしまうことがよくあります。
少しでも継続力を高めるために、周りの人にやりきることを宣言するという工夫をしています。 - 楽観的
楽観的なところです。
常日頃から、どんなことが起こりうるのか予測するように心がけています。
新しい業務にとりかかるときは、トラブルを想定して行動し、さまざまな事態に対応できるようにしたいと思っております。
まとめ
面接で自分の弱みや短所を聞く理由は、
- きちんと自己分析ができているか
- 職種や会社の雰囲気に合っているか
この2つを確かめるためです。
答え方のポイントは5つ
- 短所だけを答えるのではなく、自分の短所にどう向き合っているか、改善するためにどう取り組んでいるかを伝える
- 1つにしぼって答える
- 仕事に全く関係ない短所は言わない
- 非常にマイナスなるような短所はあえて言う必要はない
- 「短所はありません」は絶対NG
短所は長所と表裏一体。
弱みを伝えることを怖がらなくても大丈夫。
質問の意図を理解してしっかりと面接対策をしてくださいね(*^^*)
あなたの転職が成功することを願っています★
❇面接対策をもっとしたい方はこちらがおすすめです!