毎日の生活の中で、疲れた、人生つまらない、仕事したくない…なんてことも多いかと思います。
でも、仕事は簡単に休めないし、家事も仕事もすぐにはやめられない…。
その疲れ、本当に大丈夫ですか?
慢性的な疲れは、本当にただ疲れているだけなのでしょうか?
もしかしたら自分の悩みやストレスが病気の原因になっているかもしれません!
そんな漠然と疲れている時にやってみてほしい3つの方法をご紹介します!
目次
1、まずは自分に問いかけてみましょう!
どうしてすぐに疲れちゃうんだろう?
何がつまらないんだろう?
どうして仕事がしたくないのかな…。
漠然と感じていても、じっくりと自分の気持ちに向き合ってみると、簡単に解決することもあります。
どうしてすぐに疲れるのかな?
張り切り過ぎて、空回りしちゃってたかも…。無駄な動きも多かったかな。効率を良くしてみよう!何がつまらないんだろう。
本当はこれじゃない仕事がしたかったのに…。そうだ、それならやりたい仕事のために勉強を始めてみよう!どうして仕事がしたくないんだろう。
そもそも、自分はこの仕事が好きなのかな?好きなのにやりたくないのなら、自分だけが出来る得意分野を作ろう!
こんなふうに、ほんの少し自分に素直になるだけでも解決策はいくつか出てくるものです。
でも、私の悩みはこんなものじゃない…。もっと大変な悩みなの!
そんな人は、もう少し自分の状況を考えてみる必要があるでしょう。
2、心の悲鳴を聞いてみる
どんな仕事も疲れるし、時にはやりたくないことだってあります。
しかし、慢性的な疲れやストレスにより、心が疲れてしまうと、本当に大変なことになってしまいます。
それは、うつ状態。
それが続くとうつ病になってしまいます。
最近では認知度が上がって来た病気だと思いますが、まだまだ周囲の理解は低いようです。
では、うつ病になるとどうなってしまうのでしょうか?
体に起きる様々なサインを見てみましょう。
頭痛、胃痛、肩こり、慢性的な疲れ
ストレスが胃腸に表れる人も多いと思いますが、それ以外にも、なんとなく頭が痛い、肩がこる、いつも疲れている…なんて方は要注意!
また、急に痩せたり太ったり、疲れているのに眠れない、逆に寝すぎてしまうのも要注意です!
睡眠に影響が出る人の多くは、睡眠時間に関わらず、睡眠の質に大きな問題を抱えています。
これは精神的な問題ではなく、ストレスによって脳内ホルモンのバランスが乱れることによって引き起こされる立派な症状です。
このように、うつ病は精神的な病気と思われるかも知れませんが、実は体に表れる症状も多いのです!
不眠、精神疾患、自殺願望
これらはうつ病と聞いてすぐに思い浮かぶかと思います。
よく眠れない、不安感が強い、食欲がなくなった、ひどくなると、自分は消えてしまいたい…など。
しかし、意外と知られていないのが、一般的なうつ病でも過眠、過食になること。
うつ病によっては、うつ状態とエネルギッシュな状態を繰り返すタイプのうつ病になる人もいるのです。
このような場合、周りには怠けている、だらしないと思われてしまいがちです。
しかし、専門医に相談してみるとうつ状態やうつ病だったと判明する事がほとんどです。
判断材料として、いくつかの項目のあるチェックシートの質問に答えていき、その合計点数で病気を判断するのが一般的です。
質問内容などは公式のものでもいくつか種類がありますが、今はネットでも簡単にうつ病診断ができます。
心配だな…と思ったらいくつか試してみるのもいいと思います。
あなたの心は悲鳴をあげていませんか?
病院へ行くほどではないよ…なんて思っていても、結果は違うかもしれません。
3、休むこともお仕事だ!
少しでも以前と変わった、うつ状態だと感じた時点で、どうか一度、専門医に相談することをおすすめします。
なぜなら、うつ状態は病気の手前。
毎日疲れている、ただやる気がないのも病気のせいだからです。
多くの人は風邪の引き始めに薬を飲むと思います。
うつ病も心の風邪のようなもの。
しかし、心のお薬は市販薬では売っていないので、必ず専門医に相談してください。
また、うつ病になってしまっても、必ずしも仕事を休まなければならなくなるわけではありません。
うつ状態や、軽度のうつ病なら、仕事量を減らす、規則正しい生活をする、しっかりと薬を飲むなどで仕事は続けられます。
休みたいけど会社にうつ病とバレたくない…そう思ったら、迷わずお医者様に相談しましょう!
そういったケースの相談はとても多いらしく、意外と簡単にそれらしい理由を作って診断書を書いてくれたりもします(笑)
また、うつ病を治すには、発病してから治療を開始するまでの期間と、最低でも同じ期間がかかると言われています。
例えば、2年間うつ病だった人が投薬や心のケアで治療をして、最短でも治るまでに2年かかるということ。
もしこれが10年だとしたら…!
だから早期発見と治療、処置が重要になってくるわけですね!
そして難しいのが、心の風邪とは言われていますが、上記のように簡単に治るものではないということ。
誰にでも起こりうる病気として、風邪という表現をされていますが、治療内容は風邪ほど甘くはありません。
断言できます!
なぜなら、私もうつ病でした。
それまでは、仕事や生活がうまくいかない時は全て自分の弱さのせいだと自分を追い込んでいました。
ネットでのうつ病診断チェックも何度もしました。
その度に、今すぐに専門医に相談しなさいと結果が出ましたが、病気だと認めたくなくて何年も放置してしまいました。
しかし、みかねた友人に言われてやっと専門医に症状を話したら、あなたはうつ病なのですぐに休んでくださいと言われました。
自分で思っていた以上に重度になっていたのです。
- 体が思うように動かない。
- 頭がうまく働かない。
- 今までできていたことができなくなった。
- 周りに迷惑をかけるくらいなら死んでしまいたい…。
それからは仕事を休んだり、仕事を変えてみたりもしました。
長時間労働は医師に止められていたので、金銭面でも色々と大変でした。
投薬治療も続いています。
うつ病は、治ってからさらに最低は2年ほど、再発予防薬を飲まなければなりません。
こんな風にならないためには、早期発見が大切だと、私は断言します。
まとめ
どうしても追い込まれていると感じたなら、この仕事は本当に自分にしか出来ないのか?と考えてみてください。
よほどの専門職でもない限り、あとを継いでくれる人は見つかるはずです。
それなのに自分を犠牲にする必要はあるでしょうか?
世界にはたくさんの仕事がありますよね。
しかし、あなたは世界にたった一人しかいません。
死にたくなってしまうほど毎日が疲れてしまった時は、迷わずにゆっくり休むことをおすすめします。
もしもうつ病になってしまったら、仕事はおろか生活にも大きな支障が出てしまうことは間違いありません。
それなのに、仕事に追われて何もかも失ってしまっては、元も子もありませんよね。
重たい荷物は時々おろして休憩しましょう。
頭も体も軽くして周りを眺めてみれば、いつもと違う風景も見えることでしょう。
私は一度荷物をおろしたことで、今は大好きな仕事を見つけることができました。
みなさんも、時々は荷物をおろしてゆっくり休憩してみませんか?
楽しいと思えることが、きっと見つかります!