いざ転職!
でも、志望動機ってどうしても書くのが難しいですよね。
私も転職の際にはいつも、志望動機の欄を書くのに頭を悩ませていました・・・
でも大丈夫!
今回は、志望動機が誰でも簡単に書けるようになっちゃうコツをご紹介します!
ついでにすぐに使える例文も紹介していくので、参考にしてみてください。
目次
志望動機の書き方のコツ
履歴書を書く時に一番悩むのが「志望動機」だと思います。
でもここが一番自分の気持ちを伝えられる大事な欄だと思います。
まず転職って、今と同じ業種でより良い会社を見つけたい人と、
今とはまったく違う業種にチャレンジしようと言う人と、大きく2つに分かれると思います。
この欄では「どうしてその会社を希望したか」の理由をずらずら書き連ねるより、まずは<結論>を先に書きましょう。
そして、そのあとに「どうして(or 何があって)転職しようと思った」のか、エピソードを添えましょう。
新規採用ではなく転職ですから今までどんな業務に携わり、どんな経験を積んできたかを盛り込むのも忘れずに。
自分の経歴をとにかくアピールしましょう。
このご時世、手書きよりWordやExcelで作成することが多いかと思いますが、
手書きはやっぱり個性や人柄が出ますからね、せめて名前だけは手書きが良いと思います。
捺印は曲がらず、擦れず、濃すぎず、しっかり押しましょう。誤字・脱字、修正液の使用はNGです。
あとは文字の大きさも大事です。
多数の志望者からの書類に目を通す採用担当者です。細かい字でびっしり長文が書かれた志望動機を読みたいと思いますか?
書きたいことが沢山あってもそこはぐっと抑えましょう。
志望動機の例文
①同業種からであれば、
貴社のマンションが一棟一棟、地域環境に調和した意匠がなされている点に、感銘を受け、ぜひ貴社のような環境で働かせていただきたいと思いました。
私はアパート・マンションの建築事業をメインとする不動産会社で約8年間、意匠設計に携わってきました。手掛けた建物は、延べ床面積200㎡〜1,000㎡程度のものが中心で、構造や規模は2階建て6戸という小規模なものから10階建て40戸程度の中規模クラスが中心です。
現職では会社の方針もあり、工期優先で仕事を進めなければならない案件が多く、自分自身のさらなるスキルアップのためにも、より建物のコンセプトに即した付加価値のある意匠設計ができる環境で働きたいと考え始め、転職活動を開始しました。
今までに身につけたコストや構造を考慮した設計の技術、短納期のスケジュールにもコミットしてきた経験を活かして、貴社事業のさらなる成長に貢献させていただく所存です。
よろしくお願いいたします。
②他業種からであれば、
より直接的に人をサポートできる仕事がしたいと思い、事務職への転職を考えるようになりました。
世の中にさまざまな製品やサービスを提供している貴社には、多くの優秀な社員の方々が働かれていると思いますが、そうした方々とチームで仕事ができる環境に魅力を感じました。
新卒で入社した現在の会社では販売を担当しています。現職でもPCを使用していますが、さらなるスキルアップを目指すために、休日はPCスクールに通ってExcelやWordの使い方を学んでいます。ゆくゆくはWord文書処理技能検定試験やExcel表計算処理技能認定にもチャレンジする予定です。
販売で培ったコミュニケーション能力やホスピタリティを活かして、チームワークを大切にしながら、皆さんのお仕事や貴社の成長を支えられる存在になりたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
と言ったところでしょうか。ただなんとなく、今の会社が嫌だから...ではなく、さらなる上を目指しての転職だと言うことを心を込めて伝えましょう。
メリット・デメリット
何事にもメリット・デメリットはあります。
新しい会社で前職では得られなかったやりがいや自身の成長を感じる人もいるでしょう。
残業ばかりで一日が24時間では足りなかった人が時間に余裕を持てるようになった人もいるでしょう。もちろん収入が増えた人も。
でも今までの経験を活かすことが出来なかったら人生の大事な時間を無駄にしたことになります。
たとえ他業種に転職したとしても活かせる経験は必ずあるはず。妥協すれば、すぐさまメリットもデメリットにかわることでしょう。
私は長く務めた前職を辞め、他業種に飛び込むことを選択しました。
当時は「今いる世界からとにかく飛び出したい!!」の一心でした。
ハローワークで紹介されたポリテクセンターで知識や技術を半年間学びましたが、年齢的なこともあり、つい弱気になって正社員ではなく、派遣社員の道を選びました。
おかげで入口としては入りやすく、新しい世界でもそれなりに楽しくやってはいますが、当然収入面は大幅ダウン。あくまでもサポート役なので、やりがいと言った面ではどうしても物足りなさを感じてしまいます。雇用面でも3ヶ月更新なので、先々の不安もあります。
それでも「転職しなければ良かった...」では終わりたくないので、今の派遣先での業務も一つの経験として、次につなげるために日々頑張っています。
まとめ
誰でも新しい環境に飛び込むのは勇気がいることです。でもそれをいいきっかけにするか、悪いきっかけにするかは自分次第です。
まず試されるのは、コミュニケーション力でしょう。自分の経験に固執することなく、「よいものは積極的に吸収していきたい」「自分の経験や知識が役立つなら積極的にまわりに伝えていきたい」そんな姿勢で臨んでください。
せっかく転職するのですから後悔のない結果を出しましょう。
たとえ長い転職活動になったとしても「どうして転職しようと思ったのか」その気持ちを大切に。
健闘を祈ります。