仕事や人間関係がうまくいかず辛い思いをする人は多いのではないでしょうか?
そしてそれをひとりで抱え込んでしまう方も多いのではないでしょうか?
大丈夫です。その経験はあなただけではありません。
そんな時どうしら良いのか一緒に見ていきましょう。
目次
仕事を辞めたくなる原因は?
仕事を辞めたいと感じる人はどのようなことにストレスを感じて
辞めてしまいたいと思うのでしょうか?
エン転職の調査では、本当の退職理由としては「人間関係」が圧倒的1位。次いで「評価・人事制度」、そして「社風や風土」「拘束時間(残業・休日出勤等)」が同率3位で並んでいます。逆に職場に説明する退職理由としてありがちな「結婚、家庭の事情」「体調を壊した」は案外低い結果です。
となっており、多くの人にとって
「仕事辞めたい」から「辞めよう」「辞める」になる決定打は、人間関係のようです。
今、「辞めたい」と思っているあなたにはどんな事情がありますか?
仕事を辞めたいと感じるのは甘え過ぎ?
そもそも仕事を辞めたいと考えることを「逃げ」「甘え」と感じるのは
真面目で責任感の強い人です。
長い間悩みを抱えて悶々としている人は、思い切って辞めてしまい
その真面目さを他の会社で生かすことを考えましょう。
こういった人の場合、社員に過酷な長時間労働を強いていたり
厳しいノルマを課していたりと、会社に問題があるケースが多いです。
しかし、責任感が強いからこそ「ここで自分が辞めたら会社に迷惑がかかるから」
となかなか辞められない……という事態に陥りがち。
そんなときは、自分の状況を少し離れたところから見つめてみましょう。
辞めたい気持ちを抱えたままでは目の前の仕事に集中しきれるはずもありません。
それよりも新しい環境を探したほうが、自分の資質を生かして働けるはず。
おかしな環境で悩み続けている人は、辞めることで状況を変えるのがよいのです。
あてもなく辞めるのは愚者の選択
大切なことをお伝えします。
転職先を決めていない、あるいは目処が立たないうちにあてもなく辞めてしまうのは
絶対にNGです。
職歴にブランクがある転職者を採用したがらない企業もまだまだ多く
明確な理由なく働かないことに慣れてしまうと
復帰するのに大きなエネルギーが必要になってしまいます。
「仕事辞めたい」というぼんやりした気持ちが
「今の会社は○○がダメだから、改善できる職場に転職しよう!」
という次の職場への展望になったとき、はじめて「辞める」選択ができるはずです。
すぐに仕事を退職してしまった方がいい人
上記では、転職先を決めずに辞めるの絶対に NGと書きましたが例外はあります。
- 労働環境の悪さやさまざまな悩みが深刻化して、うつ病になってしまった人
- あるいはその一歩手前の状態になっている人
こうなってしまっては「仕事を辞めたい」と考える段階は過ぎています。
会社が休職させてくれるならすぐに申請し、休ませてくれない会社は辞めてしまいましょう。
会社にとって、社員はかけがえのない存在……というのはただの理想論。
よほどしっかりした会社でない限り、きちんとした保障はしてもらえません。
うつ病は、体力的にも精神的にも限界がきた証拠です。
うつ病になってしまうと治療に時間もお金もかかって働くことは難しくなり
転職をするなどの身動きも取りづらくなってしまいます。
会社のために体を壊すなど、自分を犠牲にするよりは辞めるほうがずっと良い選択です。
心を壊してしまっては元も子もないんです。
うつ病の人、一歩手前の人は辞めるべきです。
自分が壊れても会社は保障してくれないです。
すぐに退職しないほうがいい人
- 仕事量が多すぎる
- 社風が合わない
- 正当な評価をもらえない
- 給与が低い
- 残業が多すぎる
などなど、人間関係に問題がなくても
さまざまなストレスで仕事を辞めたいと思うこともありますよね。
ですが不満を抱き、愚痴を吐くだけの段階の人は、まだ辞めるときではありません。
頼まれる仕事が多すぎたり、関係ない仕事までやらされたりするのが
ストレスになっているのなら、きっぱりと断ってみましょう。
一見無責任なように見えますが、違います。
キャパオーバーであること、自分の役割でないことを周囲に伝えるのも仕事のうちです。
また、社風や評価、給与については、上司に話す、自分の働き方を変えてみる
などで状況を打破できる可能性があります。
そして行動した結果、抱えている問題が人間関係と同様に解決しえないものであるなら
そこで初めて「仕事を辞める」というカードを切りましょう。
まとめ
- 仕事を辞めたいは甘えと考えるのは責任感がある証拠
- 辞める理由の第一位は圧倒的に人間関係
- 転職先を決めずに退職するのはNG(例外はある)
- 心を壊してしまう前に退職する
- 就業条件が合わないことに不満を感じているなら辞める前にまず行動を
給料や残業は自分の行動で変えられます。
しかし、人間関係の改善はほぼ不可能です。
自分が変われることはできても他人は変えられない。
特にそれが上司や先輩ならなおさら難しくなってくるでしょう。
他人を壊すことができるのは常に他人です。
悩むなら辞めましょうその責任感は他の会社で生かせますよ!