20代のときは、ただがむしゃらに働いて、遊んで・・・で楽しかったのに、30代に突入してなんだか仕事も若いときほど面白くないし、なんだか辛い・・・と感じていませんか?
実はそう感じているのはあなただけではありません!
だって、私もそうでしたから(笑)
30代になって、ある程度経験を積んでくると、「20代の頃ほど、仕事に充実感がないな・・・」と感じたり、「納得のいく仕事ができていないんじゃないか・・・」と感じたり。
とにかく、自分の仕事に対してネガティブな気持ちがグルグルしていました。
きっとあなたもそうなのではないでしょうか?
でも大丈夫ですよ、安心してください♪
そうやって、「仕事がうまくできていない」だったり、「なんかうまくいかない」と感じているあなたは、人間として20代の頃より確実に成長している証拠です。
まず、仕事に対してネガティブな気持ちになっている自分自身を、ありのままに受け止めましょう。そして、あなたがもっと成長して、仕事に対しても前向きな気持ちで取り組める方法を一緒に考えていきましょう!
目次
仕事ができない、うまくいかないと思ってしまう原因
では、なぜ30代のタイミングで「仕事ができない」、「仕事がうまくいかない」と感じてしまうのでしょうか?
仕事内容が20代とは変わってきた
20代の頃のあなたは、まだ会社の中でもプレーヤーとして、上司の指示に従って業務を行う立場だったのではないでしょうか?
20代の頃は後輩というポジションで先輩上司に甘えることができるのですが、30代に入ってくるとそういうことばかりではありません。
30代になってくると会社の中に後輩ができてきて、あなたが先輩上司として、後輩の指導なども行わなければならなくなります。経験と実績が付いてくると、会社でそのようなポジションになるのは当然のことです。
会社のメインプレーヤーとして、自分の仕事をしながら、且つ、後輩の育成だったり、全体の仕事の管理だったり・・・
きっとあなたの仕事内容と量は、20代の頃よりはだいぶ違うものになっているのではないでしょうか?
その中で、あなた自身が自分の置かれている状況をきちんと理解しないまま、20代の頃と同じ仕事のやり方をしていると、「なんでこんなに仕事がうまくいかないんだろう・・・辛い・・・」という、仕事に対してのネガティブな気持ちになってしまうのです。
体力が20代の頃より落ちてきた
30代に入って、私が確実に感じたこと、それは、「体力の衰え」です(笑)
20代の頃は、深夜まで残業しても、次の朝に疲れがあまり残らなかったのですが、30代に入ってからは、深夜までの残業が次の朝に確実に”疲れ”として出てきたんですよね。
その疲れが、日中の仕事のパフォーマンスを下げてしまい、そのことで、「今日も仕事がうまくできなかった・・・」という気持ちが生まれて、さらに疲れる・・・
まさに、「うまくできない」の負のスパイラルです(笑)
一旦、この負のスパイラルに陥ってしまうと、なかなか抜け出せないのがさらに辛いんですよね。
今までは、気持ちだけで乗り越えられてきたことが、30代に入って体力がついてこれなくなってしまうことも、「なんで仕事ができないんだろう・・・」と感じてしまう理由なのではないでしょうか?
今の仕事に慣れすぎている
20代の頃は、あなたも、仕事に対しても覚えることが沢山あって、とにかく、1日業務をこなすだけで精いっぱいだったと思います。
30代になった今はどうでしょうか?
ある程度、自分の仕事の要領もつかめてきて、20代の頃ほど「覚えることがいっぱいで・・・」という状況ではないと思います。
そんな時、「仕事が前ほど達成感がない、うまくいったと感じない」という気持ちになることがあります。
それは、あなたが今の仕事に慣れすぎているから。
仕事に慣れることは、決して悪いことではありません。むしろ素敵なことです。
しかし、仕事に慣れすぎてしまうと話は別です。
良くも悪くも、「現状維持」になってしまうんですよね。悪いことは起こらないけど、良いことも起こらない状態になってしまうんです。
きっと、あなたの20代の頃は、「忙しくて覚えることもたくさんあったけど、充実していた」のではないでしょうか?
きっと、その時のあなたは、自分の成長を肌で感じることができて、それが仕事に対する充実感というポジティブな気持ちを生んでいたんだと思います。
30代になった今のあなたは、自分の成長を肌で感じることができているでしょうか?
もし、できていなかったら、それが「仕事がうまくいかない」と感じてしまう原因かもしれませんよ。
仕事ができない、うまくいかないと思ったらどうすれば良いの?
では、上記のようなことが起こってしまい、「仕事ができない」、「うまくいかない」と思ったらどうすれば良いのでしょうか?
それぞれの原因についての解決法をみてみましょう。
仕事内容が20代とは変わってきたと思ったとき
そもそも、20代の頃と仕事内容が変わってきたということは、あなたが今の仕事に対して実績をあげて、会社に評価されているということ。
それだけ、あなたが頑張ってきた証でもあります。
また、これからは目の前の自分の仕事だけでなく、会社全体として自分は何をすべきか考えなければいけないポジション。
そのポジションで必要なスキルは、スケジュール管理能力です。
限られた時間の中で、どのように与えられたタスクをこなしていくか?
それが大変重要になってきます!
また、仕事をすべて自分ひとりでやろうとしないこと!
あなたには、きっと可愛い後輩もいることでしょう。その後輩をうまく使いながら(笑)、自分はその後輩をサポートするポジションに回りましょう。
今まで頑張って仕事に向き合ってきたあなたなら大丈夫!
今のあなたが抱えているタスクと時間配分、人的リソースを考えて、自分自身をうまくマネージメントしていきましょう♪
体力が20代の頃より落ちてきたと思ったとき
20代より体力が落ちてきたと感じるのは当たり前のことです(笑)
どんなに頑張っても若い子には勝てません。
じゃあ、どうにもならないんじゃ・・・と思っていませんか?
しかし、あなたには、「仕事の経験と実績」という素晴らしいものがあるじゃありませんか!
それを使って、若いころの体力をカバーすれば良いのです。
今のあなたには、仕事をこなせる能力と要領が備わっています。同じ仕事であれば、20代のあなたより効率的に仕事をこなせるはずです!
ぜひ、「どうすれば効率的に仕事を行えるか」を意識しながら、残業しなくても済むあなた独自の仕事のやり方を見つけてくださいね♪
今の仕事に慣れすぎていると思ったとき
今の仕事に慣れすぎてしまって、充実感のなさから、「うまくいかない・・・」と気持ちになってしまうあなたは、「気分転換」をしましょう。
ここでいう、「気分転換」というのは、「現在の仕事とは違う何かに取り組む」ということです。
例えば、「何か体を動かしたいな~」と思っているなら、ジムに通ってみても良いし、「仕事のステップアップのために○○の資格を取りたいな~」と思ったら、資格の勉強を仕事終わりにカフェでしてみる、などです。
仕事以外の他のことをしてみると、仕事では得られない気付きなどがあり、それが今後のあなたのライフプランを考える良いきっかけになるかもしれないし、新たな出会いから何か広がるかもしれません♪
ただ、気分転換をするためには時間が必要ですよね。
そのためには、今のあなたの仕事は効率的にこなして、あまり残業をしないようにすることが大切ですよ♪
まとめ
いかがでしたか?
30代に入って、「仕事ができない」と感じたり「うまくいかない」と感じるのは、あなた自身が少しずつ成長してきたというシルシです。
もし、あなたが20代の頃から成長していなければこのような気持ちを抱くこともないはずです。
30代で、「仕事ができない」と感じたり、「うまくいかない」と感じたときは、あなたが大きく成長できるチャンスです!
また、上記3つの処方箋に共通することは「仕事をいかに効率的に行うか」だったり、「どのように自分をマネジメントしていくか」ということです。
そうやって日々を過ごしていく中で、今の会社ではなく、他の会社で挑戦してみたいという気持ちが芽生えるかもしれません。
その時は、挑戦を恐れず転職活動をしてみることをオススメします。
転職活動は、大変なこともありますが、自分自身の市場価値を客観的に知る良い機会となりますよ。
あなたが充実した日々を送れるように、あなた自身を上手にマネジメントしてみてくださいね♪